カンボジア, プノンペン, 旅日記, 東南アジア一人旅2016

東南アジア旅 Day 35 プノンペン

6月19日(日)

爽やかなプノンペンの朝はプールサイドでの朝食からスタート♪

朝食はいくつかから選べます。私はこの日はアメリカンブレックファーストで目玉焼きとパンを頂きました。確かフルーツもついてきたと思います。

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朝食の時間は宿泊客が集まりますから、オーナーご夫婦も出てこられて積極的にお客さんに話しかけておられました。その間にも誰かチェックアウトする時には門前までお見送りされていて、とても熱心で丁寧に仕事をされているのが垣間見れました。
ちらほら欧米系の宿泊客もいますが、やはり泊まっているのは日本人が多い印象。ビジネスマンっぽいおじさんも、リゾートなカップルも。

さてさて、Y社長がトゥクトゥクに乗ってやって来たのでプノンペン観光開始です〜。

最初に訪れたのは「トゥールスレン虐殺博物館」
Y君は「ここは気持ちが落ちてしまうので、プノンペンを楽しい思い出を作って帰りたかったらあまりお勧めしない」と言っていたけど、元々行くつもりでいたので連れて行ってもらいました。

ここは、別名S21。
今から約40年前、クメールルージュ支配下のカンボジアで大虐殺が行われた際に人々が実際に収容・虐殺された場所の一つです。
標的となったのはなんの罪もない一般市民。クメールルージュは「知識人」を排除しようとしましたが、この知識人というのは何もいわゆる「有識者」ではなく、中学を出ている、読み書きができる、また眼鏡をかけているだけで連行された人もいたそうです。
人々が連行され拷問を受け殺されたのが、元々は高校だったというS21なのです。
(当時はこの収容所の存在自体が秘密だったので、S21という暗号で呼ばれていました)

入口で日本語の音声ガイドを渡されます。
(前までなかったそうですが、現在はチケットとセットになっています)
館内のそれぞれのポイントで該当する番号を押すと、その場所にちなんだガイドが流れます。
「気分が悪くなったら無理せず休んで下さい」と最初に注意がある通り、すべての説明を聞きながら回っていくのは精神的に負担が大きいです。

棟内や中庭に残された実際に当時使われていた拷問具、独房、犠牲者の写真を見ながら詳細な説明を聞いていると「人間はここまで残酷になることができるのか…」そんな気持ちにさせられる。

約2万人が収容され、生き残れたのはたったの8人。
現実味のない数字だけど、自分の目でその痕跡を見ていくと事実だったことを実感する。

息が詰まりそうになってとても写真を撮る気になれなかったけど、こうしてブログで伝えることを考えたら撮ってきたら良かったのかなと思います。
他の色んなブログで写真の載った訪問記があるので、まだそう遠くない時代のカンボジアの悲しい歴史を是非知って欲しい。

トゥールスレンを出て、次に訪れたのはオルセーマーケット。

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打って変わって、生きる活気にあふれる場所!カンボジアの逞しさを感じる。

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観光客が買うものもないし、ダラダラ歩くとスリに狙われかねないのでサーーーっと歩きながらスマホでさりげなく写真撮るだけ!(笑)

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生々しい…
Y君いわく、マーケットで常温で売られているお肉ってシメてすぐにお店に並ぶのでよっぽど新鮮なんだそうです。(^^;;

卵も採りたて!って感じ。

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これ何だろ?

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豆を発酵させたもの?

魚の燻製とか。

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ざっと見るだけでも、やっぱりマーケット楽しいなぁ。

ランチはリバーサイドの欧米系オサレカフェでパスタ。
美味い!

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Y君の仕事まで時間が押してしまって、ロイヤルパレスは通りがかりに見るだけ〜!

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またディナーで合流する約束して一旦解散。

半端な時間にホテルに戻ってきて、さてどうしよう。
午前中に行ったトゥールスレンは衝撃的だったけれどやはり行って良かったと思ったので、キリングフィールドへ向かうことを決意!

時計は既に15時過ぎ。
フロントで聞いてみると、行くまで30分回るのに2時間かかるので17時の閉場まで間に合わないだろうってことだったけど、明日は朝移動してしまうので何とか現地で1時間取れるので
あれば行ってしまおうとトゥクトゥクを手配してもらった。

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キリングフィールドまでの道は遠い…。
舗装のされていない道があったり、土埃や渋滞の排気ガスも気になるのでサングラスか眼鏡とマスクを持っていくといいと思います。

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完全防備でね♪

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キリングフィールドはその名の通り処刑場。
プノンペン郊外、チュンエクは当時カンボジアに数百ヶ所あったというキリングフィールドで最大のものだったそうです。

何とか16時前には到着し、チケットを買う。
ここでも音声ガイドがチケットに含まれていました。トゥールスレンもそうだけど、音声ガイドがあったのは良かったです。
案内板やパンフレットと違って、展示されているものを見ている状態で情報が入ってくるので理解しやすかったです。
やっぱり2時間は最低でも必要で、1時間だけではいくつかのポイントを飛ばさなければいけなかったのが残念でした。

ここでは少しだけ写真も撮りました。

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尖った木の皮は喉を掻き切るために使われた。

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カラフルなミサンガが沢山かけられていますが、この下には数百の死体が埋められています。

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場内のあちこちにある地面のくぼみは、遺体を掘り起こした時のもの。
今でも犠牲者の骨や衣類が地表に出てくることがあるそうで、「見つけた場合は係員に申し出て下さい」といった札がありました。

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マジックツリー。
この木に大音量の音楽がかかったスピーカーが掛けられていました。処刑される犠牲者の叫び声をかき消すため。

ガイドの通りに進むと最後のポイントがこの慰霊塔。


ここには犠牲者の遺骨が納められています。その数約9000人分。
入口でお線香を売っていたので、買ってお供えしました。

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不条理に殺害された多くの人々の無念、計り知れない…。
トゥールスレンとキリングフィールド、見終えるのに精神がすり減るしその後しばらく気持ちが重くなるけど、やはりカンボジアで行って良かった場所だと思っています。

17時ギリギリまで見学して、ホテルに戻りました。

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牛が道端を歩くのを横目に…

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渋滞に巻き込まれつつ…

パワフルだな、プノンペン!!
なんかホッとした。

ディナーではY君のお店にお邪魔しました。

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さっきキリングフィールドから帰る時にトゥクトゥクを予約しておいたので、ホテルからまた乗ってお店まで。戻りは何時になるかわからなかったから予約せず、明日の予約だけしておきました。
iRoha Gardenはメコンエクスプレスのピックアップ圏外だそうで、オルセーマーケット前のバス乗り場まで自分で行かなきゃなのです…。

さて、ローカルをターゲットにしているというY君のお店。
お洒落で広く、食べ物も美味しかった。
Y君のお知り合いと共にみんなでワイワイ飲みました!

お料理もみんな美味しい。
ジャーキー、サラダ、チキンにモツ!

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魚もふっくらとして美味しかった♪

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ごちそうさまでした~。

この何年も音沙汰なし状態だったのに、1日時間を作ってもらってありがたかった! 一番心配だったプノンペンだけど、楽しく過ごせたしY 君には感謝感謝です。

今後もプノンペンに根付いて事業を広げていくという頼もしいY君がいるから、また来るぞーと誓いました。しかしあっという間過ぎた…。もう明日はベトナム。最後の陸路国境越えです…。

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