2016年東南アジア一周で訪問した国で唯一ビザが必要だったのがカンボジア。
もちろん計画した段階でそのことは知っていたのですが、問題は「何処でどうやって取るか」
カンボジア観光ビザを取る方法と予想されるトラブル
一般的にカンボジアの観光ビザを取る場合の方法は3つ
- 空港や国境のイミグレーションでその場でアライバルビザを発給してもらう
- 事前にインターネットからe-visaを申請
- 事前に日本や滞在国のカンボジア大使館で発給してもらう
色んなブログを読み漁った結果、1のアライバルビザを取得する人が多いように思います。
しかし結構な頻度で「賄賂を要求された!渋っていたら入国させてもらえなさそうなので払ってしまった(´;ω;`)」と続くんです。 空路で入国する人たちは比較的問題なさそうなのですが、陸路でアランヤプラテート(タイ)→ポイペト(カンボジア)で入国する場合に何らかのトラブルに巻き込まれている人が多い!
1人で旅する私、なるべくなら面倒なことは避けたい…
ならば2.のEvisaが良さそうだけど、これまたカンボジア大使館のビザ申請のミラーサイトがあって騙されて料金払っちゃうとか、結局ウェブ申請では許可証をもらうだけで国境でパスポートコントロールで本ビザをもらわなきゃいけないから「許可されてませーん♪」と騙されてお金取られるとかあるみたいだし、そもそも結局パスポートコントロールには行かなきゃいけないのが面倒くさい。
10年住んだオーストラリアは観光だろうが何だろうが必ずビザが必要な国。そして空港での入国審査や検疫もすごーく厳しいんです(´;ω;`) ちゃんとビザを持ってるのはもちろん、めでたく入国審査のカウンターを通過した後にも移民局係員によるランダムな職務質問があって、「ちょっとちょっと、パスポート見せてもらっていいかな?」から始まり「どこに誰と住んでる?」「仕事はしているの?」「生活費は全部自分で賄ってる?」なんてのが延々と続く場合があるんですよ…。 例え悪いことしてなくても「何でこんなこと聞かれるんだろ!?」とオドオドしてしまうし、万が一別室行きになんてことになったらいつ空港の外に出れるかわかりません。(私はなったことありませんよ(^^;))
そんな経験に加え、ベトナムのタンソンニャット空港で永遠に進まない入国審査の列に並んだり、大昔バリに初めて訪れた時には入国管理官にアライバルカードの滞在先を見られ「xxホテルね~。後で行くわ」とか囁かれて戦慄したり、元々シンガポール以外の東南アジアの入国管理は不信感いっぱいなんです”(-“”-)”
大使館でビザを発給してもらう
というわけで、残るは3.の大使館でビザ取っちゃう!
もう事前にパスポートにビザのシールが貼られるわけですから、見せて通るだけの状態!一番安全じゃないですかね。
この大使館で発給してもらうにも、
- 直接大使館を訪れる
- 郵送で依頼する
と2つのオプションがあります。
ホントはオーストラリアを出る前に取得できていれば一番良いのですが、在オーストラリアのカンボジア大使館はキャンベラにあり行くのが困難。また、郵送での申請にはパスポート原本を送る必要があり、帰国前何かとパスポートが必要な機会も多かったし絶対に郵送事故や先方に紛失されることも避けたい…となるとオーストラリア国内での取得も難しいかも。
シンガポールのカンボジア大使館
残ったベストなオプションが「シンガポールのカンボジア大使館で取る!!!」
シンガポールはもう勝手知ったる第3の故郷で(?)大使館へ行くのもちょろいもんです。また、マレーシアに移る前に5日間の滞在期間があったのでたっぷり時間があります。万が一何かトラブっても何とかなりそう。
シンガポールのカンボジア大使館はオーチャードロードの「オーチャードタワー」にあります!
滞在2日目に突撃しました。
こんなとこに大使館が入っているのか…。
「Naughty Girl」て…。
あまりに大使館が入っているには似つかわしくないビルですが、こちらのタワーの10階に行くと…
カンボジア大使館です!
政府機関なので中の写真は控えました。
【受付&受取時間】
申請受付 9:00-12:00
受取 14:00-17:00
また後日来る手間ヒマと、シンガポールには居住でなく旅行で滞在しているので片時もパスポートは離したくないと考えてエクスプレス発給を選びました。 シンガポールに住んでいたり、まだ出国までにかなりの日数があるなら後日受取で十分だと思います。確か翌日とか翌々日には渡してもらえます。
というわけでビザゲット!
ちなみに大使館申請が一番申請料が高いようですが…(^^;
この後ポイペトで入国するまで1か月以上「大丈夫かなぁ」って心配することと引き換えだと思えば高い差額ではないです。(心配性なので…)
まとめ
結論から言って、スケジュールや↑のような私の性格から考えて事前にシンガポールで発給してもらうのは大正解だったと思います。国境も実にすんなりでした。
国境の様子はまた別記事で。
関連: バンコクからシェムリアップへは直通バスがオススメ♪ チケットの取り方から国境通過まで解説します
(注)この記事の情報は2016年5月現在のもので、ビザ取得の手順や申請料金など変更になっている場合があります。