【ラオス-タイ】ラオス唯一無二の鉄道駅から国境越えでタイ・ノンカーイへ

ラオスの後はカンボジアのシェムリアップに向かいます。
バンコクからシェムリアップまでの国際直通バスと、ノンカーイからバンコクまでの寝台列車は既に手配済み。
後はビエンチャンからノンカーイに出る「バス」を手配すれば良いのだ。

この日の旅日記はコチラ→

(2016年6月の情報です。料金等変更になっている可能性がありますのでご注意ください)

チケットの手配

ノンカーイまでの「バス」は1日に数本あり、現地入りしてからで問題なさそう…ということでビエンチャン入りした翌日に街をブラブラしながら取りに行きました。

ビエンチャンの中心部セーターティラート通りから縦に走っているいくつかの小さい道には旅行代理店が点在していて、店頭に各地までのバスの時刻や料金が張り出されています。 微妙に時刻が違ったり、すこーし高い・安いがあるようなので散歩がてら歩いて決めるのが良いと思います。

思わず取れた鉄道切符

すっかりバスで行くつもりで、ノンカーイ19:10発バンコク行き寝台列車にちょうど良さそうな15:30という時刻を掲げている旅行会社に問い合わせることに。

「明日15:30のノンカーイ行のバスに乗りたいんだけど」というと、「15:30のは鉄道だけどいい?」

なんですとーーー!!!

ノンカーイまでラオス唯一の鉄道が走っているのは知っていたけど、ビエンチャンの市街地から離れた辺鄙なところにあるので、切符の取り方もよくわからないし駅までトゥクトゥク手配するのも面倒だな…と諦めていたのです。
トゥクトゥクのピックアップあり、バンコク行き寝台にも間に合う時間でその寝台が出るノンカーイ駅まで行けるなんて好都合。 

そして何より…やったー!!ラオスの鉄道に乗れる!

料金と時刻

手配したチケットは、ホテルからラオス唯一無二の鉄道駅「タナレーン」までトゥクトゥクの送迎込みで40000キップ(約540円!)国境を越えること考えたら激安!
(ちなみにブリスベンではシティからチャイナタウンにバスで移動するのにこれに近いくらいかかります)

なお、タナレーン駅で出国税10000キップを支払う必要があり。

タナレーン駅は、ノンカーイ駅との国際列車のみの発着です。

タナレーン→ノンカーイ
No.914  10:00 → 10:15
No.918       17:30 → 17:45

ノンカーイ→タナレーン
No. 913       7:30 → 7:45
No.917        14:45 → 15:00

市内からタナレーン駅

各ホテルにトゥクトゥクのお迎えが来ます。同乗者を拾い、駅まで30分位だったでしょうか。
ただね…このトゥクトゥクの運転がめちゃくちゃ怖かった!

無茶な追い越し、スピード出し過ぎ、おまけに舗装されていないボコボコ道に差し掛かった時歩道に乗り上げて走行してみたり…。 「ヒィ~~~。とにかく無事に着いてくれ~」と祈りながらの乗車でした。

動画ではあんまりわからないかもしれませんが。

ちなみに0:15位で差し掛かるのがビアラオの工場だそうです。

タナレーン駅

かなりの余裕をもってタナレーンに到着する為、出国に関わる手続きはもちろん、じっくりと駅や車両を観察したり一息つく時間があります。出国手続きがは乗車時間が近づいてから行われるので、それまではみんなベンチでぼーっとしたりスマホをいじったり。

駅の周りには何にもないですが、ホームの奥にチップ式トイレと売店があります。

私は、ラストビアラオで一息。

あ、タナレーン駅は凄くハエが多かったです。

ホームの駅名標
ホームで遊んでる人達
遠くに見えるのが踏切かな?あそこまで行ってみても良かったなぁ…

ひとり車両見学会開催!

私達が到着した時点で出発まで1時間以上ありましたが、既に車両は入線していました。 
先に荷物を置いて席取りはできないものの、ちょこっと様子を見に乗るのはOKのようです。

という訳で、バックパックはベンチにチェーンでくくり付けロックし、列車の中を見学会してみました!
※私は鉄道の旅は好きなんですが、車両の形式やシステム等詳しいことはわかりませんのでその辺をご紹介できないことをご了承ください…m(__)m

昔ながらの行先方向幕

所有はタイ国鉄です

中へ入ってみます

 

ボックスタイプの座席で2両編成

何て書いてあるのかな?

 

運転席を覗いてみます

HITACHI製です

トイレは洋式
15分の乗車時間なので、あまり使う人もいなさそう

車両の連結部分

外から見るとこんな感じ。
ここ、走行中も出られるのだろうか?だとするとちょっとコワイ。

もう1か所の運転席

1日2往復、15分の運行…だとするとどのくらいの頻度で清掃がはいるのだろうか?
車内はごみが落ちていたり床も汚い!例によって車内もハエが多かった…。

わずか15分の乗車で国境越え

出発時刻が近づくと出国手続きがオープンになります。

手続き完了したら車内へ。

17:30 時刻通りに出発。 さよならラオス。

メコン川にかかる友好橋を渡り、タイへ。

この友好橋、普段は車が走っていて列車が通る時間帯には通行止めになるそうです。

タイ側はずいぶんにぎやか。

ノンカーイ駅

ノンカーイ駅に到着したら、入国手続きの列へ。 
ここは特に難しいことはありません。

私はこの後19:10のバンコク行に乗り継ぐのでこのままノンカーイ駅に留まります。

といってもまた1時間以上の待ち時間。
幸い、バンコク行は入線していて乗車可能だったので、自分の席にバックパックをくくり付けて持ち込む食べ物と飲み物を探しに行きました。

ノンカーイ駅内にはコンビニのような売店がありましたが、列車内から近くでマーケット的なのが開催されているのが見えたのでそこへ行ってBBQチキンとオヤツを購入。

しかし後から駅を出たところにも食べものやさんがあったのに気づいたので、そこの方が便利でしょう。

まとめ

という訳で、ラオスの鉄道のお話でした。

1日2本だけ、そして駅が中心部から遠くちょっと不便なので自力で行こうと思うと大変かもしれませんが、トゥクトゥクのピックアップが付く旅行代理店でのチケット購入なら楽ちん。
特にノンカーイから列車でタイ各地に向かう人には利用価値が高いです。
もちろん、鉄道が好きな方は15分だけとはいえ貴重な経験ですよ~。

是非ラオス唯一の鉄道の旅を楽しんでみてください♪

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