【バリ島からジャワ島】メングイバスターミナルからギリマヌ・カーフェリーでバニュワンギへの移動

2018年6月、ジャワ島鉄道横断をするためにバリ島からジャワ島への移動の続きです。
メングイバスターミナルからバスに乗り西端のギリマヌ港へ移動し、カーフェリーで対岸のジャワ島に渡るまでのお話。
滞在していたウブドからメングイバスターミナルへの移動は前記事ご参照下さい
: 【バリ島からジャワ島】ウブドからメングイバスターミナルへの移動

メングイバスターミナルからギリマヌ港・バニュワンギへ行くバス

メングイ(Mengwi)バスターミナルに到着したら、ジャワ島に渡るフェリーが出ているギリマヌ港そしてその対岸のバニュワンギ(クタパン港)を目指します。 

ここからは

  • 500円程度で行ける路線バス(ギリマヌ止まり)
  • 乗ったままカーフェリーで対岸のバニュワンギまで行ける大型バス

の2種類が出ていると聞いていました。

私は以前バニュワンギからギリマヌのフェリーには乗ったことがあり何となく勝手はわかっているので、とりあえずギリマヌまで着ければいいやと思い路線バスで行くつもりでしたが…バスターミナルに着いて様子を見てみると、路線バスは思いのほかハードルが高そうだったので大型バスに切り替えました。

1.乗合バン(ベモ)

私が当初乗る予定だった500円位で行けるバスというのが、路線バスとしてインドネシア国内を走っている乗合バン「ベモ」のことと判明。

↑この真ん中に写っているようなバンですね。

しかもターミナルから出発するのではなく、ターミナルの前の道路を走っているのを捕まええなければならず、いつ来るかもわからない。

ちょっと難しいね。

2.カーフェリーに乗れる大型バス

よい子はこちらで、どうぞ。
メングイバスターミナルからただ乗っていればバスごとギリマヌ→バニュワンギのフェリーに乗って対岸まで行けます。

↑これはターミナルで私が乗ったバスの隣に停車していたバスですが、こんな感じの大型バスが並んでいます。

メングイからバニュワンギまでのバスの乗り方

◆チケットの買い方・値段

バスチケットはターミナルにいる売り子から買い、料金は120,000ルピアでした。

バスターミナルにはチケットの売り子がウロウロしていて、到着すると寄ってきますのでその人から買います。
あんまり英語が通じる感じではないので、できたらここまで来た車のドライバーにチップでもはずんで「バニュワンギまで行きたい」と言って値段も聞いてもらうのが良いと思う。

この左のおじさんみたいな感じ。右手にチケットの束を持ってます。

というのも、最初は私「180,000ルピア」と言われて「え~もっと安いんじゃないの(云々)」とグズってたら、ウブドから連れてきたドライバーが売り子と話して私が乗ろうとしていたのは乗合バンだったことを教えてくれた上、バス料金も結局「120,000ルピア」だったのです。

行先も何も書いてない簡素過ぎるチケットですがこれで乗れます。

「このバスに乗れ」と言われたところに乗り込みました。

◆出発時刻

これが…「集まったら出発」システムと思われます。

「いつ出発?」と聞いたら「あふゅーみにっつ(a few minutes)」と言われたのに、出発まで車内で1時間待ちましたから(笑)

すぐ出発と思ったらトイレも水を買いにも行けないし、車内でじっと待っているしかありませんでした。

◆所要時間

出発してからギリマヌ港まで : だいたい4時間
ギリマヌ港から対岸バニュワンギまでのカーフェリー : 乗降の時間合わせて1時間くらい

の計5時間くらいをかけてバニュワンギに到着しました。
この時期はインドネシアの休暇「レバラン」に当たり、ジャワ島へ向かう人がとても多かったので他の時期だともう少し短いかも知れません。

◆車内の様子

バスは自由席なのでどこでも好きなところへ。
しかし後述しますが、運転士に近い前寄りの方がいいかもしれないです。

まだまだ出発しない、乗客はまばらな車内

乗車率は70%くらいだったかな?隣には誰も乗ってこず2席使えました。
また私が乗車したバスには私以外日本人と思しき乗客はいなかったです。旅行者と思われるのは欧米バックパッカー女子が2~3人くらい。彼女たちもてっきり対岸のバニュワンギで降りるだろうという謎の思い込みがありました。

メングイからギリマヌ港までの移動

出発してしまえばあとは到着まで乗っているだけ。
もう楽ちん…ではなかった!

このバス
・エアコンついてない(もしくは効きが弱すぎる)
・大音量で謎のインドネシア音楽が流れている
・さらに大声でビデオチャットしている乗客がいる
という、なかなかのハードモード( ;∀;)

バリの風景を眺めながら走っていくのは良いのですが…いかんせん暑い!うるさい!

ちなみにどのくらいうるさかったかと言うと、イヤホンで音楽聞いてても外の音が気になるくらいなので救いようがありません(´;ω;`)

田んぼや海沿いを通る景色が綺麗だったのが救いです。

 

重要!バニュワンギで降車する場合の注意点

ギリマヌ→クタパン(バニュワンギ)間のフェリーについては長くなるのでまた別に記事を立てますが、対岸に到着して降りるところで小トラブルがあったので記しておきたいと思います。

ちゃんと注意してバスの行先を調べなかったのが悪いのですが、このバスはバニュワンギ終点じゃないんです。

メングイターミナルで乗るバスが停車しているところに案内板があったのですが、なんのことだかわからずちゃんと見ていなかった。

バスにも行先が掲げられていて、これ最終目的地『JUMAJANG』なんですよね。
ルマジャン、バニュワンギからさらに5時間くらい行ったところ。

バニュワンギは経由地に過ぎなかったのだ…。

でも勝手に「バニュワンギに到着したら大勢降りる」と思っていたのに誰も降りないままバスはどんどん走って行く!

慌てて運転士のところへ行って、とっさに覚えていた「サヤ マウ プルギ ク クタパンインダーホテル」(クタパンインダーホテルに行きたいんです(´;ω;`))と言って降りたい旨伝えました。

ラッキーだったのは、バスの進行方向が泊まるホテルの方に向かっていたのでホテルの前ではなかったものの近い場所では降りられたこと。

クタパン港に着いてからホテルと逆方向にバスが行ってしまっていたら、大変なことになっていました。

バニュワンギ周辺のホテルに泊まったり、そのままバニュワンギバル駅から鉄道に乗ろうとしている場合はあらかじめ乗車時やカーフェリーを降りるあたりのタイミングで運転士に「バニュワンギで降りる」と伝えておいた方が良いと思います。

メングイからバニュワンギまでバスで移動する場合のアドバイス

  • チケットを買う際には送ってくれた車のドライバーを介すのが良い
  • 乗るバスの行先はきちんと確認
  • 乗車時に降りる場所を運転士に告げてアピール
  • 車内が不快な場合があるのでイヤホン・耳栓等を用意
  • 車内が暑い場合があるので必ず水などを持ち込む

お気をつけてバリ島からジャワ島までの移動を楽しんでくださいね。

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