せっかく引退目前のMAXに乗ったのに終点の新潟まで行かなかった訳は、去年からハマってるテクテクライフとゆるく目指している日本の鉄道乗りつぶしの為に新潟市内以外も行ってみたかったのです。
「どこか回れそうなとこはあるかな~」と地図を見てみると、東三条から日本海側へ短い線路が伸びている弥彦線に乗ってみるのもマニアックで良いかなと。しかも終点の弥彦には神社や日本海を臨むスポットなど見どころが多そう。
JR燕三条駅で弥彦線に乗換え
弥彦エリアに行く行程は、
08:49 燕三条着 (MAXとき303号)
09:02 燕三条発 (弥彦線吉田行)
09:15 吉田着
09:18 吉田発 (弥彦線弥彦行)
09:26 弥彦着
燕三条で新幹線から在来線の乗り換えは13分間。
この時間で新潟県内の路線を網羅する「えちごツーデーパス」を購入します。
モノトーンの駅名入りの柱がかっこいい。この地域の特産、金物や食器をモチーフにしたロゴが入っています。
改札手前には…
つば九郎くん、燕市のPR隊鳥をしていたのね!
時間があれば私も燕三条産のキッチン用品を買い漁りたかったのですが…またの機会に来ましょう。
改札を出たところに有人の切符売り場があるのでそちらで「えちごツーデーパス」を購入。
2日間有効 2740円でした。 切符の詳細はこちらをどうぞ→ おトクなきっぷ:JR東日本
指定券売機もありましたが、そちらでも購入できるかは不明です。
すぐに買えたので、ゆっくりと在来線ホームに向かい次の列車に間に合いました。
115系電車で燕三条から吉田へ
そうそう、この弥彦線と新潟~柏崎間の越後線にはもう関東圏では運用されていない国鉄時代の列車115系が一部に運用されていると聞いてそれに乗るのも周遊の目的のひとつでもありました。
ラッキーなことに燕三条から吉田の短い時間ですが、早速115系に乗れた!
この列車に使われることは下調べで知っていたけど、もし違う運用だとしても後の行程の都合で9:02の列車には乗らざるを得なかったので、ここでまず乗れたのは運が良かった。
といっても、たったの13分間なので堪能する時間はわずか。
車窓から見えるのも、越後平野と遠くに山という日本の原風景のような景色。
吉田に到着後は乗り換え時間が3分しかないので、慌ただしく降りて次の列車に乗るホームから素早く写真を撮るくらいしかできず。
↑黄色、緑、オフホワイトのこの車両はN35編成2次新潟色というそうです。
この、赤とクリームはN40編成懐かしの新潟色だって。
行先方向幕が懐かしさを誘う。
ぐるぐる回るところも見たかった…。
乗り換えた列車が出発する時に先頭も見れました。
115系には越後線でも長距離で乗車で来たのでまた後日レポしようと思います!
吉田から終点の弥彦へ
吉田から弥彦の8分間に乗ったのはコチラです。
ステンレスに黄緑・緑の帯、E127系電車というそうです。
到着時は先を急いでいたので、散策から戻って弥彦出発前に再度撮影。
先頭はこんな顔をしています。
ここから乗ったのは東三条まで直通でいくものでした。
座席はロングシート。
弥彦線には無人駅があるので、車内に運賃箱設置されています。
私は今回パス持ち、かつ有人駅利用だったので使いませんでしたが、ICカードで自動改札通過に慣れきっているとこういう列車に乗った時にどうすればよいものかとても緊張します(^^;
まるで神社のような弥彦駅
この終点の弥彦駅というのがまた、素敵なところでした。
到着早々、目を引かれたのが駅名標。
板に駅名が彫ってあります。
駅待合室です。
改札は左手の有人通路。
人が多い時は真ん中の戸を開けるのでしょうか。
弥彦駅は大正5年に開業。
「ふるさとの駅100選」にも選ばれているそうです。
現在の駅舎は平成25年にリニューアルされたもので、綺麗な駅でした。
関東圏に住んでいるものとしてはあまり馴染みのないところですが、信越エリアでは有名な観光名所なのですね。
ここにもMAXのポスターが。
弥彦駅の駅舎は、ぱっと見神社のようです。
弥彦神社を模しているんですって。
駅の出入口が”引き戸”なんです。
(お気づきの方も多かったかもしれませんが、待合室写真のホームとつなぐ扉も引き戸でした)
「強風なので開けたら閉めてください」というような貼り紙がしてありました。風のない日は開放しているのかな?
この可愛らしい駅舎を見れただけでも、弥彦線に乗ってみてよかったと思えますね。
上越新幹線の停車する燕三条から、本数は少ないですが5駅。
新幹線で新潟方面に来た際には是非、弥彦まで足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。