【山形】明治初期の擬洋風建築「旧済生館本館」(山形市郷土館)を見学

山形駅近辺で是非行ってみたかったのが霞城公園内にある「旧再生館本館」
明治11年(1878年)に、当時横浜にあったイギリス海軍病院を参考にして建てられたという山形県立病院で、その後「山形市立病院済生館」となりました。

昭和30年代後半に老朽化の為に一度は老朽化による解体が決まったのですが、貴重な建物の為現在地の霞城公園内に復原保存されることになったのだそうです。
詳しい説明は山形県の紹介ページをドウゾ
旧済生館本館 | 山形県 (pref.yamagata.jp)

こちらが、現在は山形市郷土館として貴重な資料を展示している旧済生館の正面です。
入場は無料!

洋風のレトロな建築ですが、1階部分の屋根には瓦が使用されていて和洋折衷の不思議な建物です。

受付を済ませて中に入ると、ステンドグラスをあしらったアーチ形のドア。

中庭をぐるっと囲む造りになっています。

正面部分のみ三層構造の独特なつくりで、この部分を「三層楼」と呼んでいるそうです。

中央には日本庭園

2階へ続く階段。

その先の螺旋階段は上ることはできませんが、見てるだけでウットリしますね。

展示物は、当時を知るための資料や病院で使われていた医療器具など充実しています。

多くの資料室は撮影可になっていました。

全国鉄道路線図に惹かれてしまった…

明治時代に敷かれた線路。
長い時を経て、今私も旅していますよ…なんてね。

建築そのものの素晴らしさと、充実した資料でした。
JR山形駅からは徒歩12~13分といったところでしょうか。とても良い場所でした。

旧済生館本館(山形市立郷土館)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください