【福島】昭和感溢れる景勝地「塔のへつり」へ会津鉄道で行った

「塔のへつり」と聞いてもあんまりピンとこない方も多いかも知れませんね。
福島県南会津郡下郷町にある、塔のような形の奇岩が立ち並ぶ景勝地。”へつり”というのは地元の言葉で断崖という意味だそうです。

会津鉄道の塔のへつり駅から近く、1時間程あれば見て回れるので会津若松から日光に移動する途中で寄ってみました。
(この区間の会津鉄道乗車記録はこちら:https://unacat.net/?p=11422)

塔のへつり駅からの道

会津鉄道・塔のへつり駅は森の中にある無人駅です。
会津若松から乗った列車が13:34に到着したので、次の14:32会津田島行きまでの時間に観光します。

駅を出ると道路と踏切があります。

踏切と反対側に案内板が出ているのでこのまま真っ直ぐ。

呼込みの注意看板が出ていますが…

どうも、駐車無料の呼込みに導かれて車を停めたけど実際はお店で買い物する必要があった等、トラブル防止のための注意喚起のようです。車で行く際はご留意を。

塔のへつりを見学

私は徒歩ですのでさっさと歩いて入口まで。

昭和18年に国の天然記念物に指定されたそうです。

昔ここは海だった!!

入口から階段が続いており、その先には吊橋と塔のような岩が!

吊橋はギシギシと揺れますが、整備されているので安心して渡れます。
冬季は安全の為通行止めになるそう。

吊橋を渡ったところには祠があります。

虚空像菩薩が祀られています。

参拝に来ていた方が「今日は御朱印書いてくれる方がいないわ」と言っていたので、普段はそういった方がいらっしゃるのかな?

こんな迫力のある奇岩はなかなか見れませんね!
100万年という時をかけて浸食と風化を繰り返して作り上げられたというからスケールの大きなお話です。

岩の周りは回廊のようになっていますが、通れるところは吊橋近辺に限られています。

ちょっと高いところから眺められるところもあり。

防護ネット等ないので、滑らない靴を履いて気を付けて歩いてくださいね。
また、カメラは首から下げるなどして両手は空いた状態の方が良いと思います。私も途中までGopro片手に歩いていたのですが滑りそうなところでは辞めました。

奇岩も素晴らしかったですが、吊橋から見える会津鉄道の鉄橋と阿賀川も綺麗でしたよ。

昭和感満載のおみやげ物屋さん

塔のへつりにはいくつもの売店がありますが、どちらも昭和から変わってなさそうで感動しました(^^)

会津らしい赤べこのグッズや、珍しいなめこの置物があって面白い。

またたびが売ってたので思わず買ってしまった…(^^;

1束100円で2本オマケしてくれた!

でも赤べことなめこも買えばよかったなぁ~!

かわいいこけしの絵。

こういう看板いいよなぁ。

お食事をしないのであれば、ぐるっと回って売店も覗いてお手洗いに行って駅に戻るのに1時間で十分かと思います。

会津鉄道を利用する際にはちょっと時間を取って寄り道してみるのもおすすめです。

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