【レトロ街歩き】江戸時代の雰囲気が残る富山の港町・岩瀬エリアをお散歩

富山駅から市電で30分ほどの岩瀬エリアは江戸時代後期から明治時代にかけて北前船の港町として栄え、今でもその面影が色濃く残っている…

是非行ってみたい!歩いてみたい!

相変わらず1日のほとんどを移動で費やすようなスケジュールのため、今回も早足になってしまいましたがご覧ください…。
ちなみに朝しか時間が取れなかったので、8時30分頃~9時30分頃までの約1時間で巡っています。

旧富山港線の東岩瀬駅

富山からライトレールで約30分、東岩瀬に到着。
ここには現在の駅のお隣に国鉄富山港線時代の旧駅舎が休憩所として残っています。

入ってみると、奥に柵と引戸。ホームに通じる改札だったのかな。

畳は休憩所になってから敷いたのでしょうかね。

近隣の方々のコミュニティスペースとしても使われているみたいで、折り紙作品などが展示されていました。

駅舎の横から覗いてみると、かつてのプラットホームが残っています。

奥に見える「2」のホームは現役のライトレールの停留所。

東岩瀬の街並みを歩く

駅から徒歩3分ほどでレトロな街並みの大町新川街通り(旧北国街道)に到着しますが、その手前に昔ながらの書店が2軒向かい合ってたのが何かいい。

2軒の書店の先を右に入ると、別世界が広がっています。

釣具屋さんの屋号、よ~く見るとタイやヒラメが舞い踊り。かわいい!

信用金庫もこの街並みに合った佇まい。

酒造。
立派な杉玉ですね~

こちらも立派な建物。元廻船問屋でしょうか。

こちらの北陸銀行も素晴らしい。

「小判の預け入れには手数料がかかります」って言われそう…(笑)

富山湾展望台

さてざっと街並みを見たところで8時45分くらい。
問題は、スケジュールの都合で徒歩10分程の場所にある岩瀬浜駅から9時31分のライトレールに乗りたい(手前の競輪場前駅の方が近いのですが、乗りつぶしをしたかったもので…)けどその前に富山湾展望台北前船回船問屋森家の見学をしたい。でもどちらも9時にならないと開かない…。

いちかばちか9時前だけど展望台に行ってみました。

ちょっと変わった形の展望台。
これは、北前船の時代に港の守護神であった琴平神社の常夜燈をモデルにしているそうです。

昭和60年建設の昭和レトロですね。

たまたまかも知れませんが、なんと9時前に開いていました!

お天気はイマイチですが、街並みや港、遠くに立山連峰も臨めました。

展望台は無料なので岩瀬の街歩きの際に寄ってみるのをおススメします!

↑ 自分の不始末を自分で片付けているように見える

北前船回船問屋の内部を見学

展望台が早めに開いていたおかげで、9時ピッタリに森家に入ることができました!

こちらは国の重要文化財に指定され、一般に公開されています。
見学料は100円でお隣の馬場家と共通券が180円。

靴を脱ぎ、中に入ると明治時代の超お金持ちになった気分。

パンフ見ながらサーっと中を回る感じかな?との予想を裏切り、係の方がユーモアをまじえつつ歴史的背景や建物の細部のことなど丁寧に説明をしてくださいます。

例えばこの床板が綺麗に交差しているのは(お金が)「入」るという文字を形作っているとか。

すごく考えられて造られた家屋なんだ…と日本の建築技術に関心しました。

とても広いお家で、説明を聞き終わった後は自由に2階や奥の方も見学させて頂けました。

面白かった~!
が、最初はサーっと回ると予想していて馬場家との共通券を買ったのですがもうタイムオーバー。
馬場家は次回の宿題にします!

和菓子「大塚屋」の三角どら焼き

急いで駅に向かう道すがら寄った和菓子屋さん「大塚屋」

名物の三角どら焼き(205円)を買いました!

三角形のどら焼きが2つ。

あんこを挟まずに、もちもちの薄い生地で包んでます。

程よい甘さのあんこギッシリで美味しかった!
豊橋で買ったあんまきにも似てる風貌ですね。

フィルムに包まれた上に個包装の袋に入っているので、確か帰宅日より賞味期限が長かった気がします。

まとめ

例によって駆け足の街歩きになってしまい、また朝早かったのでお店もあまり開いておらず…まだまだ見どころがありそうでしたので最低でも2時間くらいは取りたいところですね。
(ほぼ観光客がおらず建物や街並み写真を撮るにはピッタリの時間帯でしたが)

レトロ好きな方は是非、岩瀬の街を歩きに出かけてみてください~

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