【レトロ街歩き】列車折り返しの1時間で城端の古い街並みを早回り

高岡からキハ40系乗り鉄で城端線の終点城端に到着。
せっかく来たので、折り返しまでの約1時間で越中の小京都といわれる城端の街を歩いてみたいと思います。

JR城端駅。
観光案内所でレンタサイクルを借りようと思って寄ってみました。
利用料金が4時間で1000円(電動自転車)とのことで、1時間以内に戻ってこなければいけない今回はちょっと向かないかなと思い断念。
でもご親切にマップを頂き丁寧に道案内をしていただきました。
古い街並みのエリアは徒歩15分程度とのことで、早足で巡れば徒歩でも1時間以内に帰ってこれそうです。

早速Go!

まずはレトロ関係ないんですが、下調べでGoogleマップ見て「?!」と思っていた場所。

どうやら”セーフティフレッシュ”の略だそうですが、決定の際に異論を唱える方はいなかったのでしょうか(^^;)

レトロと同様珍スポットも好きなので有難く写真に収めさせていただきました。

さてレトロエリアへ。

案内所の方もおっしゃっていたのですが、城端は坂が多いです。
晴れた春の日だったので良かったですが、雪が残っていたりすると1時間で回ってくるのは無理だろうなぁ。

途中で通りかかった神社。

ガラス張りになっている神社を何度か富山で見かけたのですが、雪が降る故の設計なのでしょうか。

緩やかな坂を上っていくとこんな壁アートを発見。

スナック喫茶の建物なのね。
この山車を引いているのは城端曳山祭というお祭りの様子みたいです。
毎年5月4・5日に行われるらしい。
城端曳山祭 | 旅々なんと|南砺市の観光情報サイト|南砺市観光協会|五箇山 (tabi-nanto.jp)

このとても立派な寺院は城端別院善徳寺

時間があれば拝観させて頂きたかったよ…

お寺の周りには昔からの店舗がいくつか並んでいました。
もめん屋はマップでは手芸用品とあるけど何でも屋っぽい感じなのかね。

こちらは和菓子屋さん。

むぎや月ってどんなお菓子なんだろう?
城端では9月にもむぎや祭りというお祭りが行われるらしく、それにちなんだお菓子なのかな。

床屋さんも昔ながら。

その先に突然現れる土蔵群「蔵回廊」

これだけは見ておきたかったんです。
和服で歩いてみたくなるような道ですね。

こちらは国道304号沿いの登録有形文化財「じょうはな庵」(旧中谷家住宅)

国道から先ほど蔵回廊の通りを見ると不思議な建物が。

桂湯と書いてありますが、現在は小物店だそうです。
こちらも登録有形文化財。というのを後から調べて知りました。

駅に戻る時間を考えるともう後戻りしたり横道にそれる時間がなくて(泣)気になったけど立ち寄ることができませんでした。

じょうはな庵の横を入っていくと坡場の坂というエリア。

醤油の看板が出ているのは昔の造り醤油屋(城端醤油)

小径が雰囲気あって良いな…
いつも言ってるけどもっとゆっくり出来たらよかったけど。

小径を抜けると大きな道路に出て、左を向くと先ほどの城端別院善徳寺が見えますが、ここを右へ折れる。

消火栓という電柱の手前当たりに左に入る道があります。

吉村絹織工場の渡り廊下。

大正時代に建てられた木造の建築です。
木造の渡り廊下って珍しいんじゃないですかね。

石垣も風情がある。

工場自体はもう稼働していないようなので、いつまで見れるか…
残していってほしいなぁ。

工場の先の坂を上がった、国道304号と並行する道も良い雰囲気だった。

スーパーの店先の年季が入った琺瑯看板とか最高…

そろそろ時間が迫ってきたので先を急ぎます。
この後はひたすら304号を歩いて駅へ。

途中で気になったものです。

みのや。

クリーニング屋さんの「フレッシュ!」

凄く古そうな看板。

と、まあ早足でこんな具合でした。

とりあえず古い街並みを中心に見てきましたが、城端絹や和菓子屋さんなどまだまだ魅力がありそう。
キハ40系が運行されているうちに再訪したいところです。

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