バリ島→ジャワ島、もしくはジャワ島→バリ島へ渡る際にはカーフェリーを使います。
今回大型バスでバリ島を横断し、ギリマヌ Gilimanuk(バリ島)→ バニュワンギ Banyuwangi (港の名前は クタパン Ketapang というのが一般的) –(ジャワ島)とバスに乗車したまま乗り込めるカーフェリーを利用したのでご紹介したいと思います。
実は2017年には逆のバニュワンギ→ギリマヌをバスに乗らずに利用したこともあるので、続いて次記事でご紹介します!
バリ島-ジャワ島間のフェリーとは
バリ島の西端ギリマヌとジャワ島東端バニュワンギを結ぶ船です。
自家用車や大型バス、また徒歩で乗船可能。
自分の乗った船を撮れなかったので近くを通ったフェリーの写真ですが、これと同じタイプです。
所要時間と時刻表
地図上では所要時間30分と出ますが、これは動き出してから30分程度と考えましょう。もちろん天候にも左右されますので、それ以上かかる場合もあり。
そして実際は乗客(主には車)の乗降にとても時間がかかるので、出発港に到着してから到着港までは2時間くらいを見込んでいた方が無難です。
約20分おきに24時間運航 が原則のようですが…こちらも混雑状況によってだいぶ差があると思われます。 十分な乗客が集まらない夜間には出発しないことがあるようなので、いつでも乗れるとは考えない方が良さそう。
料金
2019年現在
大人 8000ルピア (約59円)
大人1人とバイク 22000ルピア (約164円)
自家用車 129000ルピア (約962円)
安い!
なお、バスで乗船する場合はバス料金に含まれるので別途支払う必要はありません。
◆バスで乗船 - ギリマヌからバニュワンギ(2018年6月)
ウブドからギリマヌ港までの移動については関連記事をご覧ください:
・ウブドからメングイバスターミナルへの移動
・メングイバスターミナルからギリマヌ・カーフェリーでバニュワンギへの移動
バスが港に到着。
しかし乗船の順番待ちをしている他のバスや自家用車が列になっている状態なので、ここでバスに乗ったまましばらく待ちます。
この時期はレバラン(ジャワ島の断食明け休暇)で混雑しており45分待ちました。
その間に一斉に売り子さんがバスに乗ってきて飲み物や食べ物、何故かサングラスなんかを売りに来ます!
メングイバスターミナルで水を買いそびれ、エアコンなし車内に3時間いた私はすがる思いで水を購入。
買ってみたらスポーツドリンクだった訳だが、逆にありがたかった。
他にも「ナシ、ナシ、ナシ」「タオフー、タオフー、タオフー」と叫んでいる人がいたのでナシゴレンやトウフゴレンなんかを売っていたと思われる。
そしてやっとバスはフェリーへと侵入していく。
バスが駐車スペースに停車すると、みんなバスから降りて船室に向かいます。
車内に残っていても大丈夫かと思いますが、エンジンを切るのでエアコン付きだったとしても暑くなると思うので止めた方が良いでしょう。
さて、船室に行ってみたものの人がいっぱいでくつろげない感じ。
休暇時期でなければもっと人は少ないと思うのですけどね…。
この気分は「外国人なのにお盆に日本を旅行してしまった」みたいな感覚なのか。
ちなみにデッキに出てもこんなでした!
仕方ない、どこにいても寛げなさそうならばデッキの隅っこで海風にあたっているのが良いか。
外を見ると、離岸前最後のチャンスとばかりに売り子さんが岸から営業中。
長い竿の先にカップをつけて、お菓子や飲み物、カップラーメンを売っています。
先につけたカップでお金をやり取り。 すごいなぁ~!
感心するけど、足をすべらせないかドキドキしてしまう。
まぁ、中にはちゃんと売店あるんですけどね。
多分売店よりも安く売っているんだろうな…。
売店も結構人気で、カップ麺にお湯を入れてもらって食べている人が多かったです。
出港したら、対岸に到着するまでは割と早いです。
景色も良いし、やはりデッキで過ごすのがいいかもね。
対岸が近づくと、みんな一斉に車(バス)に戻りますので乗り遅れないように注意してください。
エンジンがかかり接岸間もなく車は船外、そしてそれぞれの目的地へ走り出す。
バスで乗船する際のアドバイスまとめ
- ギリマヌ港到着時と船内で飲み物食べ物買えます
- 乗船しバスから降りる際には再度バスに乗る時に乗り遅れたりどのバスかわからなくならないよう注意
- バス車内に残ったまま乗船するのはおススメしない