【ジャワ島からバリ島】ギリマヌ – バニュワンギ間フェリーの乗り方 2.徒歩での乗船レポ

前回はジャワ島とバリ島間のフェリーの概要と、バリ島からバスに乗ったまま乗船した時のお話でしたが、今回はジャワ島から徒歩で乗船した時のことです!

◆徒歩で乗船 -バニュワンギからギリマヌ(2017年1月)

私はスラバヤからの夜行列車で早朝4:25にバニュワンギバル駅に到着しました。

このバニュワンギバルはジャワ島の東端にある駅で、クタパン港まで400m徒歩5分の距離。

一瞬「歩けるかな?」と思ったけど、まだ早朝の真っ暗で知らない土地。しかもスーツケースを持っているので、素直にベチャを使うことにしました。

ベチャってこれね。

駅を出るとこういうドライバーさん達が「バリ、バリ」って呼び込みしているので「クタパンフェリーターミナル?」と聞いてみるとそうだというので乗せてもらいました。

15000ルピア(約111円)。 高いか安いか外国人料金かは知らん。でも重い荷物と重い人間を400m乗せてくれるなら安いと思ってこの方にお任せ!
写真に写っているのは私のスーツケースで、この横に私が乗って行きました。

ベチャの座席から撮ったクタパン港までの道。

港に着くと、ドライバーさんがチケット売り場までスーツケース持って連れて行ってくれた。

そこでチケット購入票に必要事項を記入して係に渡すとチケットを発行してくれるというシステム。

チケット購入票 パスポートNoも書こうとしたけど「いらない」って言われた
チケット

この時は徒歩の場合6000ルピアだった。

そしてドライバーさん、さらにスーツケースをフェリーまで運んでくれたよ~。

俊足過ぎてついて行くのに必死で写真ブレブレです。

フェリーの入口で「トゥリマカシ!」
15000ルピアって言われてたけど、20000ルピアで「おつりは結構です」。

ありがとう、あの時のベチャのドライバーさん。

スーツケースは駐車スペースの隅に置いておいてよいとのことで、近くの柱にチェーンで括り付けて船室へ上がりました。 このひと手間で安心感が全然違うので、チェーン+錠前は必ず持って行こう!

この時は休暇時期でもないし早朝だったので人も車もそんなにいません。

しばらくするとゆっくり船はクタパン港を離岸しました。

ゆっくりと日が昇っていくと、対岸のバリ島が朝焼けに染まっていきます。

この景色は本当に綺麗で感動しました。
フェリーのデッキからこんなに綺麗なバリの朝焼けが見られるなんて。

デッキはガラガラであちこち移動もし放題。

空が明るくなりバリ島のギリマヌ港に接岸。

それと同時に車は下船。
私もその横を通り船外へ。

ここからバリ島各地への移動は、船を降りたところにタクシーの客待ちはいました。
私は乗合バンでロビーナに行く予定だったので、周りに聞きながら少し離れたところのバス乗り場へ向かいました。

タクシーを使う場合はあらかじめネットで料金の相場を調べておいた方がいいかも知れないですね。

早朝フェリーで特別体験!

ちょいと余談になりますが、このフェリーでとても嬉しいことがありました。

デッキでぼーっとしてると「日本人?」と声を掛けられて、ふり返るとフェリーの若い男性船員さんでした。ビックリ!

なんでも彼は水島で数年研修を受けた後にインドネシアに帰国してこのバリ-ジャワ航路で働いて3年になるそうで「もう3年働いているけど、日本人に会ったの2人目だよ!」と流ちょうな日本語で話してくれた。

そしてなんと特別に操舵室に案内してくれたよ!

仲間の船員さん達もみんな陽気!

楽しそうに働いてました。

↑左の水色シャツが水島君(仮名)です。

コピまでごちそうになってしまって、ふかし芋ももらっちゃった(笑)

この船は日本の譲渡船なんだそうです。 よ~く見ると日本語があちこちに。

NUNOTANI KEIKI SEISAKUSHO

調べてみると大阪の「布谷舶用景気工業株式会社」なんですね。
こうして遠い国で活躍している日本の製品に出会えるのは何とも嬉しい。

とても貴重な体験で、気持ちよくバリ島上陸となったのでした!

徒歩で乗船する場合のアドバイスまとめ

  • 大きな荷物を括り付けるチェーンと錠前はあった方が良い
  • 下船後に迷わないよう港からの移動方法と料金相場はチェックしておく

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