Date
2018/6/18 Tue
Note
スラカルタで宿泊したのは「The Royal Surakarta Heritage Solo hotel」
朝食付きにしました。
朝食のレストランにはたくさんの人…。
やはりレバランの休暇中だからでしょうね。
ベイクドトマトやオムレツ等はありましたが、インドネシア料理が多かったです。
夜行列車に乗る前にシャワーを浴びられるようレイトチェックアウトにしたので、荷物はまとめる必要なく観光へ出かけます!
スラカルタは18世紀以前には「ソロ」と呼ばれていた中部ジャワの古都。
今でもソロっていう呼び方の方がしっくりくるかもしれない。
ジャカルタまでの中継地として、おとなりのジョグジャカルタとどちらに滞在しようか迷ったのだが、ジョグジャは割と日本人も多そうだしスラカルタの方がレア感あっていいかなと思った次第。
この街の足はやっぱりベチャ!
自転車タクシーみたいなのですね。
料金は交渉制なのでちょっと面倒だけど、あんまり高額料金をふっかけてくることもなく比較的安心して乗れると思う。
まず向かったのは「Museum Keraton Surakarta」
ソロ王朝の宮殿の家具や装飾品等が展示されている。
全く予備知識がないので、ガイドをつけてもらって回りました。全部説明してくれるのでわかりやすい!
ただ、全体的に薄暗くて展示物にホコリかぶってたりショボい感じ。
良いものが展示されてあるんだろうけど、もったいない。
王宮の敷地内にある博物館で王宮と博物館とセットで見学できるはずだったけど、王宮の方はレバラン休暇のためお休みでした。残念!
お次に向かったのは「Pasar Gede」グデ市場。
主に食料品を取り扱う、庶民の台所的な市場。
どんなものを食べているのか、スーパーマーケットだったりこういう市場を旅先で見るのは楽しい。
その中で気になったのが、お菓子の屋台。
グラメラカを使っているというお菓子(左)をお買い上げ。
市場の出口からまたベチャを捕まえて、やってきたのが「Pasar Triwindu」トリウィンドゥ市場
ここは骨董品の市場なのです!
本当に歴史的な価値がありそうなものもあれば、「…ガラクタ?」というものまで。
でも私ちょっと昔の東南アジアの生活雑貨を見るのが好きなので、ここはとっても良かったな~。
何か一つ欲しくなって、このコップを買いました。
本当は5個セットで売っているらしいけど、ばら売りしてくれたよ~。
また来る機会があれば、スーツケースに余裕を持たせてお買い物したいな。
次の目的地までは広くて歩きやすそうな歩道が延びる1本道だったので、暑い中徒歩で移動することにしたのはいいけど…
着いたのは「Sriwedari Park」というB級遊園地だったところ。
過去形だと知ったのは到着してから。敷地内に入れることは入れるけど解体工事の最中で、遊具とかお店は全然残っていなかった。
怪しいキャラクターがいたりするのかな~とワクワクしながら来たのに、残念。
歩き回っておなかが空いたので、お昼ごはんにしました。
この辺ではテールスープが名物とどこかで見て、目星をつけてたお店に行った!
「Sop Buntut Mbak Yenny」というテールスープ専門店。
Googleマップで見つけたのだけど、いま改めて調べてみると違う場所にあるので移転したのかもしれない。
テールはすごく柔らかく煮込まれていて、スープも日本人も好きな味。美味しかった。
向かい側にあったピザ屋さん、かなり繁盛してるっぽかったけど「パンティーピザ」ってどういうことだよ…。
この後はショッピングモールでスーパーマーケットに寄ったりエアコンで涼んだりしてから、これまたスラカルタの名物という「スラビ」なるお菓子を買いにベチャで移動。
「Serabi Notosuman Ny. Lidia」
うわ~~~! 外にいっぱい人が待ってる!
中も、レジに並ぶ人と座って待ってる人…。
どうしたらよいのやら。とひとまずレジに行ってみる。
意外と回転は早くて、それほど待たずに注文できたのだが…。
プレーンとチョコ、1個ずつオーダーするはずが1箱(10個入り)ずつ来た(^^;
壁に貼ってある 「プレーン」「チョコ」のお品書き指さして「1個ずつ」って言ったのだけど”1箱いくら”って書いてあるものだったのだ。
こんなに食べられない(´;ω;`) しかもチョコと合わせて20個あるぜ…。
スラビってこんなお菓子。
クレープみたいな感じだけどココナッツミルクとパームシュガーが使われていて素朴で優しい味。真ん中の白いところはふわふわモチモチとした食感で美味しいです!
でもさすがに20個は食べらないので、ホテルで食べて、列車の中で食べる用に1個ずつ取り出してからチェックアウトする時にお部屋に「まだ買ったばかりです」てメモ書きして置いて来ちゃった。
ホテルに戻る前にバティックマーケットにも寄ってみたけど、良いものはそれなりに高くて気軽にアレコレ買える感じではなかったしチェックアウトの時間も迫っていたので流し見だけになってしまった。
ホテルでシャワー浴びて、列車の中で寝る準備をしたらタクシーでソロバラパン駅まで行ってもらった。
ところが駅前はものすごい混雑で、交差点を渡れば駅の駐車場に入っていけるのに全然動かない。
タクシーの運転手が「時間かかるからここで降りてくれ」っていうけど、とてもじゃないけどスーツケース引きずって車とバイクで大混雑の交差点を渡ることなんてできないよ!
「スーツケース持って渡れないから、そこで交通整理している人にガイドしてくれように言ってくれ」とお願いするも、彼にうまく英語通じず撃沈。
運転手は「チッ」とでも言いたそうな雰囲気で仕方なしにそのまま乗って駐車場に進入できるのを待つことになったのだけど、余裕を持ってホテルを出てきたはずなのに列車のチェックイン時刻(出発1時間前)が迫ってきてしまった。交差点渡って駐車場に入ったはいいけどそこから駅舎の入口の車寄せまでも長蛇の列。「ここで降ろしてくれ」で、スーツケース引きずって猛ダッシュ。
なんとか、ギリギリ間に合った…。
しかも列車は遅れていたっていうね。
次なる目的地、バンドンへ向かいます。
ジャワ島鉄道は夜行列車でも寝台はなく、リクライニングシート。
でも枕とブランケットがついてくるので寝心地はそんなに悪くない。飛行機みたいなものかな。
ちょっとドタバタし過ぎたなぁスラカルタ。
また来る機会あるかしら。