【レトロ街歩き】常陸太田・鯨ヶ丘西通り商店街(293号線沿い)

常陸太田駅スタートのレトロ街歩き。
木崎坂を上り鯨ヶ丘ふれあい広場まで来たらそのまま293号沿いを突き当りの常陸太田郵便局まで行きました。

別雷神社から郷土資料館まで

ふれあい広場から二股の左の道(293号)を歩いてすぐにあるのが別雷神社

小さいですが地元の方々が良くお手入れされているのでしょう、清々しい場所です。
他所から来たら、こういう地元の方に愛されている神社にはご挨拶をしておきたいところですので、「お邪魔します」と手を合わせてから先へ。

そういえばこの後建物の写真ばかりでこの道路の写真がないのですが、実に歩きやすいところでした。段差もないし、交通量も多くないのんびりと歩ける綺麗な道です。

昭和の頃の商店街の面影そのままで、気になる物件がいっぱい。

正直、写真に収めたい建物がいっぱいありすぎて感覚が麻痺してきます(笑)

こちらの立派な建物は「立川醤油店」

江戸時代から続くお醤油屋さんなんですって。
…という予備知識を何も入れずに街歩きしてたことを悔やむ…。
まずは街を一周してから気になったお店には入ってみようと思ったのですが、結局この後写真撮るのに精いっぱいで時間が来てしまったんです(´;ω;`)
お店のウェブサイトはこちら↓ オンラインでお買い物もできるみたい。

その先の薬屋さんもすごい!

この看板をよ~く見て下さい。

「龍角散」「猫イラズ」「浅田飴」などの商品名がずらっと並んでいます。

「助川印刷」

立派な瓦と屋号です。いつ頃の建築なんでしょうか。

まだ歩き出して間もないですが、こういう素晴らしい建築が実に普通にあることにワクワクしてきました。

常陸太田市郷土資料館

街全体がレトロな鯨ヶ丘でひときわ目立つのがこちらの「常陸太田市郷土資料館梅津会館」

建物が素晴らしかったので周りの電線フォトショで消しちゃいました(^^;

こちらは、常陸太田市出身の実業家梅津福次郎氏の寄付によって昭和11年に建てられ、市役所として利用されたのちに現在の資料館になったとのこと。

こちらの梅津福次郎氏の紹介や、市の歴史資料を展示してあります。

この車寄せもまた、重厚でロマンがありますね~。

こじんまりとしてますが、無料で入場でき常陸太田の歴史を知るのに良いところです。
2020年10月当時「いばらきアマビエちゃん」に登録するか、連絡先を提出する必要があります。(”アマビエちゃん”てかわいいよね。県のコロナ感染対策システムだそうで、県内の施設で多く採用されてました。あちこちで「アマビエちゃん登録お願いできますか」って聞かれるたび「かわいいな、茨城は」って思ってた)

2階のホールが雰囲気があって素晴らしいと聞いていたのだが、コロナ禍だからなのか元々イベント時しか解放されていないのかはわからないけど上がれなかった。

高い天井と大きな窓だけでも何となく雰囲気が伝わってくる。

この時期は感染者数も少し落ち着いてGO TOも全盛だった時期ではあったけど、他県でしかも茨城より感染者数の多いところから行っているので不安にさせたりしてないだろうかと少し心配になったのですが、職員の方々には周辺のウォーキングマップを頂いたり親切に対応して下さいました。

資料館から郵便局まで

こちらは資料館のお隣「大和田米穀店」

お米屋さんですがお菓子やジュースが置いてあって、「学校帰りに子供たちが買い食いしたりする駄菓子屋さん的な存在なのかなぁ」なんて想像して和んだぞ。

水晶米看板も良いですね。

そうそう、こちら雨樋が壊れちゃってますが、ストリートビューで見るこちらの街の建物と2020年10月に実際に歩いて見たものが結構違います。

2019年の台風の影響なのかな…?
被災して壊れた部分を修復した後なのかも知れませんね。水郡線は現在も台風による被災で不通区間がありますし、こちらの地方は影響が大きかったのでしょうね。
中にはストリートビューでは素敵な看板が出ているけど、現在ないものがあったりして残念です。

常夜燈…!

江戸時代にタイムスリップしたみたいだぁ。

こちらはかつて銀行の支店だった建物を利用したお蕎麦屋さん「慈久庵」

中がとても趣があるようなので、今度入ってみたいです。

293号線と交差するこの通りも素敵でした。

こちらにも小さな神社があり、

この甕は防火用水だったのかなぁ…?

 

293号線に戻り更に北上。
こちらは提灯屋さんですって。

ひっそりとスナック(?)「エリーゼ」

突き当り手前にある「高瀬理髪館」

薄くなってるけど、看板が右書きなんですよ。

そしてこの天気予報!!!

今はランプ付けないのかな~。
昔はここに来て「明日は晴れるね!」とかやってたのかな…(^.^)

これを撮ってたら向かいで洗車してたお父さんに「どっから来たんだい?」って声かけられました(笑) 地元の方々にとっては珍しいものじゃないんですもんね(^^;

ここまで歩いて「こりゃ~見どころありすぎて時間が足りないぞ!」と思ったのでした。
電車の本数が少なく乗る列車を変更する訳にいかないので、とりあえずはぐるりと回らないと…

つづく

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