2021年夏の青春18きっぷの使い道。
1回目は群馬編で大前と土合に行きましたが、さて次はどこ行こう？と路線図を眺めて…まだ乗ったことがない”烏山線”に乗ってみることにしました。
調べてみると、この烏山線にはサステナブルな新型車両「アキュム」が運用されているとのこと。
何だか面白そう！
JR東日本の車両「アキュム」とは
アキュムというのはJR東日本のEV-E301系という車両で、蓄電池を使って非電化区間を走れるんだそうです。JRのウェブサイトに説明がありました↓
車両の走行に必要な大容量の蓄電池を搭載した車両で、非電化区間を走行することが可能。電化区間では、パンタグラフを上昇させ、架線からの電力により走行すると同時に主回路用蓄電池の充電を行い、非電化区間に入ると、パンタグラフを降下させ、主回路用蓄電池の電力のみで走行します。折り返し駅等では、専用の充電設備で急速充電を行います。
(引用：JR東日本ウェブサイト)
宇都宮駅発車前のアキュムです。
側面は緑のストライプとロゴが入っています。
↑ちょっと見にくいのですが、車両の上にパンタグラフが出てます。
「ACCUM」 EVERGY ACCUMULATING VEHICLE
車内はロングシートでした。
グリーンとグレージュっぽい落ち着いたカラーの座席ですね。
滝の上を走るアキュムを撮る
この日は単純に宇都宮と終点の烏山を往復するのではなく、終点ひとつ前の滝駅で途中下車してアキュムを撮りに行きました。
なんでも、この近くの滝の上を通過するアキュムを撮れるスポットがあるらしい。
列車を降りてのどかな道を歩きます。
南へ5～6分程行くと江川という綺麗な川が流れていますので、橋を渡った先が目的地。
江川が滝となって落ちるのが「龍門の滝」
高低差はそんなにありません。
そして滝つぼも浅いみたいで、近くまで行って川遊びしている人が結構いました。
この滝の上がちょうど線路になっていてアキュムが走るのが見られるという訳です。
ご親切に通過時刻が貼られています！
アキュムキターーーーーー！
見える幅的にはちょうど1編成位分しかない上、一瞬で行ってしまうのでいいところでシャッター切るのが難しいですね(^^;
動画も撮っておけばよかったのですが、すっかり忘れてた。
上の写真をちょこっと加工して人を消したのがこちらです。
まぁ、こんなもんかな！
滝駅に戻る踏切の手前にも良さそうな撮影スポットがありましたよ。
ここを通るアキュムを撮って、走って駅に行って…乗れるかギリギリってとこかな…。
ホームから撮った、入線してくるアキュムもなかなか良かったです。
↑ここは非電化区間なのでパンタグラフは下りてます。
終点烏山駅で充電するアキュム
終点の烏山駅です。2014年にアキュム運用に合わせて駅舎が新しくなったみたいで、まだピカピカ。
折り返しを待つアキュム。
充電ゾーンとあります。
パンタグラフが上昇して架線と接触しているので、ここから給電してる…ってことよね。
おもしろ～い。
大変ためになった烏山の旅でした。
ご参考：当日の旅程
①宇都宮 14:34発 滝15:18着 龍門の滝まで徒歩7～8分
②15:42 瀧の上を通るアキュム撮影 瀧駅まで徒歩7～8分
②滝16:05発 烏山16:10着 折り返しまで52分駅前さんぽ
③烏山17:02発 宝積寺17:42着 乗継12分
④宝積寺17:54発 宇都宮18:06着