2019年4月、バンコクのフアランポーン駅を訪ねた際に豪華列車「イースタン&オリエンタル・エクスプレス」に遭遇しました。
イースタン&オリエンタル・エクスプレスとは
イースタン&オリエンタル・エクスプレスは、ベルモンド社が運営し、バンコクを起点にシンガポールまでを往復する豪華寝台列車です!
シンガポールからバンコク 2泊3日
バンコクからシンガポール 3泊4日
途中下車で観光を挟みながら走ります。
詳しいスケジュールなどはネットで見つからなかったのですが、9月から翌4月に運行し5月~10月は運休になるみたいです。
私は今までこの列車を見たことはなかったのですが、2011年にシンガポールの旧マレー鉄道駅でポスターを見てから何となく頭の片隅に「マレー鉄道を走る憧れの豪華列車」として残っていました。
当時マレー鉄道シンガポール駅の玄関口に貼られていたポスターです。
この時点ですっかり色あせています。2ヶ月後に閉業を控えていた駅なので、ポスターもだいぶ古かったのでしょう。
フアランポーン駅プラットホームで見たイースタン&オリエンタル・エクスプレス
2019年4月27日、夜に寝台で出発するために予め朝荷物を預けに行って駅内をブラブラしていました。
この美しいプラットホームの右手、なんか素敵な車両がある!と行ってみると…
17:50発 シンガポール行き イースタン&オリエンタル・エクスプレスです !!
出発まではまだまだありますがもう入線しているのですね。
↑こちらには Eastern “Orient” Expressになってるな。
こちらは最後尾です。
一番後ろの車両は展望車になっているのですね。
開放感があって、気持ちが良さそう。
カマボコ型のフアランポーン駅のプラットホームにのびるイースタン&オリエンタル・エクスプレス。
旅情たっぷりですね。 いいタイミングで来れました。
車内の様子は全くうかがい知れないのですが、先頭まで歩いていってみることに。
深い緑とクリーム色の落ち着いた塗装が素敵です。
こちらが乗り口。
普通の寝台列車なんかは入線後にドアが開きっぱなしになっていて乗れたりするのですが、こちらはダメです。さすが高級列車。
行先方向板もレトロで素敵です。
ちょっとだけ車内灯が見えました。
先頭車両までは結構遠い。
一番先頭は深緑一色。
牽引車はまだ接続されておらず、こんな状態でした。
大量の水を積んでいます。
この後、駅で待ち合わせしていた友達から電話が来てしまったのでゆっくりと見られなかったのですが、貴重なシーンに立ち会えて感無量でした。
5月~運休ってことは、シーズン最後の列車だったのかな。
一瞬だけ動画も撮ったよ。
フアランポーン駅で会うのは最後だったかも?
この車両、レトロな雰囲気のフアランポーン駅によく似合いますね。
フアランポーン駅は近い将来に中央駅としての役目をお隣のバンスーにバトンタッチすることになっています。 一部列車はしばらくフアランポーン発着のままとのことですが、もしE&Oエクスプレスが引き続きフアランポーン発着だとしてもタイミングよくバンコクに来れるかはわからないので、私がフアランポーン駅でお目にかかれるのはこれが最初で最後だったかもしれないですね~。