パクセーからラオス南部のシーパンドンへ行く場合はツアーバスを使うのが一般的だと思いますが、今回はお昼頃にパクセーに到着しその日のうちにシーパンドンのコーン島に行きたかったのでドイサン(乗合トラック?)を利用してナカサン(ナーカサン)港まで行くことにしました。
◆パクセー市街地から8kmバスターミナルまで移動
ナカサン行のドイサンは市街地から8km離れた、その名も「8kmバスターミナル」(南バスターミナルともいう)から出ます。
国境からの乗合タクシーを下ろされた場所(ダーオファン市場)からは↓のようなバイクタクシーを利用しました。
国境で一緒になった日本人男子とライドシェアして、25000キップ/1人。
1人で乗ったら倍くらいするのだろうか。
ちなみに、パクセーのバイクタクシーのドライバーは全然英語話さなかったです。
日本人男子が「サウスバスターミナル!」を連呼してたのに全く通じず、私が”8㎞”を表す「LAK8(ラック・ペー)!」と言ったところ理解してもらえました。
バスターミナルまでは整備された広い国道で交通量も少なく、サイドカーに乗っていても特に怖いことはなかったです。
◆8kmバスターミナルからナカサン港まで
・乗車
バスターミナルに着いたら「ナーカサン、ナーカサン」と叫んでいると誰かしら「こっちだよー」と誘導してくれるはず。
ドイサンはこいう乗り物です。
バックパックは屋根に乗せてネットをかぶせる。
乗客の他、穀物が入ったような袋やプロパンガス等の荷物がいっぱい。
座席はベンチ状。
途中からももっと乗ってきます。
・発車時刻
ナカサン行ドイサンは朝7時~16時、17時位までの1時間おきとのことですが、乗客が集まり次第出発するため毎時ピッタリに出発するとは限らないみたい。
置いて行かれたりしたらこわいので、ターミナル内のお店等もドイサン車内から眺めたくらい。
・料金と所要時間
パクセーからナカサンまでの料金は40000キープ。
私達は乗車時にドライバーに払いましたが他の人達が降車時に払っていて、「また降りる時請求されたらどうしよ」と思ってたけど大丈夫でした(^^;
ちなみに終点はナカサンではないので、ドライバーには乗車時に「ナーカサン!」と念押ししておこう。
結局12時ピッタリに出発し、ナカサン到着は15:10頃。
乗客が多く停車の数が増えれば所要時間は長くなるのですが、だいたい3時間~4時間が相場のようです。
・乗り心地は…
常に外気吹きっさらしで風に当たりっぱなし、ベンチ(しかも横向き)に3時間強座りっぱなしはツライです。風が入ってくるとはいえ暑いし、風の音もうるさい。
最初は舗装された道路ですが…
そのうち赤土に。
決して乗り心地は良くなく、しかも乗り合わせた若いラオス人男子が後ろのステップのところでタバコ吸いだしたりして、「ガス積んでんだからやめてくれ…」って思ってました。
一度だけ休憩的な停車があります。
売り子さんが乗り込んでくる。
外からもペットボトルの飲み物などを抱えた人々も声をかけてきます。
後でスマホの位置情報から確認したのですが、まだまだ半分も来ていない出発後1時間程度の場所だったので、手持ちの水があと2~3時間持たなさそうならばここで買い足すことをおすすめします。
おねえさんはカナブン串みたいなのを買ってました(^^;
◆まとめ
一番暑い時間帯に3時間乗車はさすがにキツイかな…。
朝方に乗るのであればいいかも知れないけど、だったらパクセーのダーオファン市場から午前中に出るツアーバスを利用した方が快適でしょう。
短いけど乗車中の車内を含む動画です↓