パリー食堂や小池煙草店等大正~昭和のレトロな建物が並ぶ番場通りを歩いて秩父神社で参拝した後は、本町通りへ。ここも早足になってしまったけど、いくつか歴史を感じる建物が見れました。
明治時代の商人宿「ほっとすぽっと秩父館」
秩父神社を出て国道299号沿いに歩くと本町交差点。
早速古い建物と遠くに山が見える風景に心を躍らせながら…
少し北上したところにあるのが「ほっとすぽっと秩父館」
名前を聞くと最近建てられたコミュニティセンター感がするけど、こちらは明治時代の商人宿で140年以上の歴史があるらしい。
すごいなぁ。
メンテナンスがきちっとされていて、かつ昔の姿を忠実に残しているんだろうという佇まい。
古いけど朽ちた感じがない、そういう建物が秩父には多い気がする。
なんか洗練された観光地なんだな~と感心。
こちらはお土産とアニメのグッズ、地域の工芸など所せましと並んでいる。
縁側には新鮮な野菜が並んでました。この日は日差しが強かったのですだれを下ろして見えてないけど。
肉厚で美味しそうなしいたけがカゴ一杯で500円で売っていたので、リュックの容量も厳しいのについ買ってしまった。(めちゃくちゃ美味しかった)
感染症対策はしっかりとされていて、入口で検温と消毒をしてから入る。
囲炉裏が残っていて昔の地域の案内的なものも展示されていた。
写真で見たここの2階のお座敷がいかにも昔の商人宿っぽくて、見学できるらしいとあったのだけど、この日はランチ利用があるとのことで上がれず残念!
次行った時は入れるといいな~。
旧松竹秩父国際劇場とその近辺
当初の予定だとほっとすぽっと秩父館だけ見て秩父駅から影森へ移動する予定が、大幅時間オーバーで列車に間に合わなくなってしまったため歩いて移動するため本町通りを南下。
おおっ、これは!
カッコいい劇場!!!
現役なのかな?と思ったが、今は「TRAGHETTO」というイタリアンレストランだそうです。
天井が高くて雰囲気良さそう。
お隣の「上石商店」も惹かれます。
今は店舗としては使われていないのか?
調べてみると、大正時代に建てられた建材屋さんですって。
凝ったステンドグラスと、軒下の3桁電話番号がシブいなぁ。
お向かいの床屋さんの看板も好きです。
WE LOVE HAIRだって。
こういうB級な昭和レトロはあんまり秩父になかったので貴重。
本町通り交差点まで
その先を更に歩く。
こちらはわらじカツやみそポテト等、秩父グルメを出してくれるお食事処「有り処」
街中にはこんなモチーフみたいなのが随所にあって、ちゃんと巡ったら楽しそう。
こちらは「旧新井商店」
明治時代に建てられた生糸商の店舗です。
秩父は早足で移動してしまったけど、事前に下調べしてちゃんと時間を取ってあちこち巡る方が良いな~と思いました。見どころや美味しい食べ物も色々あるし。
ま、今回は県民の日パスで1日で県内をぐるっと回るのが目的だったので仕方ないか。
また次回ゆっくり。