【乗り鉄】日本一のモグラ駅・「上越線土合駅」で462+α段を上り切りました

 

「吾妻線・大前駅」に行ったのと同じ日なのですが、群馬県内のもう一つの秘境駅ともいうべき「上越線・土合駅」にも行ったんです。
ここは「日本一のモグラ駅」の異名を持つ、地底駅なのです!

土合駅への道のり

土合は群馬県みなかみ町の山間にある駅で、東京方面から来る場合は高崎もしくは新前橋と水上で乗り換えることになると思います。

私のように秘境2駅ハシゴしたい方の為に、当日の旅程を記すと次の通り。

①高崎 8:53発 大前10:41着 駅と周辺で21分過ごす
②大前11:02発 渋川12:24着 乗継4分
③渋川12:28発 水上13:07着 乗継33分
④水上13:40発 土合11:49着 駅と周辺で1時間45分過ごす
⑤土合15:34発 水上15:46着 乗継7分
⑥水上15:53発 高崎16:56着

特に土合でゆっくりしない場合は土合発12:39に乗るという選択肢もあります。

ちなみに今年はコロナ禍ということで18きっぷでこの辺を旅する人も例年より少なかったと思われますが、例年シーズン中は水上での下り列車長岡行への乗り継ぎは大運動会になるそうですのでご注意。(水上ダッシュというらしい)

私は33分の乗り継ぎ時間で利根川遊歩道まで行って割とギリギリで長岡行に乗ったのですが、まだ席には余裕がありました。(ボックス席は埋まってたけど、2駅だったのでどこでも良かった)

地下70m…!土合駅下りホーム

水上から2駅、土合に到着しました。
なんだこりゃ~~”トンネル”じゃないの。

何故この下りホームが地下に潜ったか、Wikipediaを引用させて頂きます…。

当駅最大の特徴は、上下のホーム間が大きく離れていることである。これは、上越線の複線化の際に下りホームを地下70 mの新清水トンネル内に設置したことによるもので、駅舎と上りホームのある地上と下りホームの高さは81 mもの高低差がある。
下りホームから駅舎に行くには、ほぼ一直線に伸びる462段の階段(長さ338 m)を上り、次いで湯檜曽川と国道291号を跨ぐ143 mの連絡通路に設けられた計24段の階段を上る必要がある。改札口から下りホームまでは徒歩10分程度を要するため、駅員が配置されていた時代には、下り列車については改札が発車10分前に打ちきられ、市販の時刻表にもその旨が記載されていた。階段の中間部付近にはベンチが設置されている。462段の階段横にはエスカレーターの設置スペースが確保されているが、現在まで設置の予定はない。
Wikipedia:土合駅ページより)

電車降りた時にGoproだけ回してて、電車が入った写真を撮り忘れてしまったので動画から切り取ったこんなのしかないけど。

ホームから下り・土樽側を臨む風景。

右手にあるのは待合室かな…ウッカリ見に行くの忘れてしまった…。

上り・湯檜曽側
左手はホームっぽく見えますが、電車は止まらず乗客は立ち入ることができません。

さすが地下70mとあって、降り立った瞬間にひんやりとした空気に包まれます。
カーディガンを羽織るほどではなかったけど、クーラーついた部屋くらいの涼しさでした。
冬はグーンと寒くなるのかな?それとも逆に暖かいの…?

462段を上り10分かけて出口へ

では、出口に向かいたいと思います。

ちなみに降りたら思った以上に人がいてビックリしたのですが、電車を利用する人はわずかで、みんな車で来てこのホームを見たり喫茶で寛いだりといった観光目当ての人が多いみたい。
無人駅だからホームまで来れちゃうんだね。

そんなわけで大前駅と同じく秘境感は思ったよりも薄かった…。
ここもシーズンオフや、18きっぷならば平日の方がいいかも知れない。

さて、挑むか。

階段は338m、462段。

エスカレーターもエレベーターもないので、降りる人を選ぶ駅ですね…。
知らずに来てしまったら大変だ。

階段横はチョロチョロと地下水?が流れています。
途中数か所にベンチもあるので、休みながら上っていくことは可能。
私はほぼ休まずに最上段まで行きました!

運動習慣があるので思ったよりはしんどくなかったですが、さすがに息切れました(笑)

一番上から上がってきた階段を振り返ると…

おおお、よく頑張りました!

が、出口まではまだまだ( ^ω^)・・・。

上がって来てからの通路が長く感じます。

そしてホームから歩くこと約10分で出口に到着!

有人改札の跡です。
ここまでの切符は、「きっぷ入れ」へ。(私は18きっぷなのでそのまま通過)
おつかれさまでした。

こちらの動画で、土合の階段上る様子も紹介しております!

見てね~♪

駅舎を外から見ると、これまた特徴的。
三角は山を表しているのかな?

「ようこそ日本一のモグラえき土合へ」

よく見るとモグラが描かれていますよ。カワ(・∀・)イイ!!

乗り継ぎ時間に行きたい場所①駅茶モグラ

さて、私はここでちょっとゆっくりしようと思い上りの列車を1本遅いのにしましたので乗り継ぎ時間に行った場所をご紹介しますね。

まずは、土合駅の元駅事務室を改装した「駅茶モグラ」

きっぷ売り場ではなく、カフェなんですよ~!

こちらも割と多くの人がいて満席に近かったです。
そして…朝の駅そば以降何も食べていなかったので何か…と思ったのですがフードは全部SOLDOUTでした!ざんね~ん。

それにしても、店内は鉄道アイテムなども程よく飾られて昔の面影を残しつつもおしゃれカフェのような雰囲気でバランスが取れている素敵な場所です。

人が多かったのであんまり店内の写真を撮れずでしたが…。
癒されました。

アイスコーヒー美味しかったです。

この駅茶モグラを運営しているDOAI VILLAGEさん、他に土合駅直結のグランピング施設もやっているみたいでそちらも気になります!電車で行けるグランピングならば、気軽に行けそう…。
いつか行ってみたいとひそかに思っております。

乗り継ぎ時間に行きたい場所②土合砂防

コーヒー飲んだ後も更に1時間くらい時間があったので、駅から徒歩7~8分ほどの場所にある人工滝を目指して歩きました。

この途中にも、踏切があったり…

踏切上からトンネルの入り口まで続く線路が見えたり…

あれは谷川岳でしょうか?

誰も歩いていない、緑に囲まれた道路なのでマスクを外して山の空気を吸い込みました。
は~気持ちいい!

そして到着しました、「土合砂防堰堤」

橋の上から眺められるのですが、とても迫力がありましたよ!

行って写真撮って帰って30分位あれば大丈夫かと思います。
道も迷うことないので、乗継の際に訪れてみるのおススメ。

地上の上りホームも良い雰囲気

さて、土合を満喫し上りホームへ。
こちらは地上にあります。

 

地下の下りホームがあまりにインパクトが強いですが、上りもまた山に囲まれた絵になるホームです。

お天気が悪いのが残念でしたが、この霧の風景もいいかも知れない。

これから先紅葉シーズンや、雪景色の頃に訪れるのもいいかも知れないですね。

 

群馬の秘境駅、上越線・土合駅のご紹介でした!

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