【乗り鉄】秋の乗り放題パス1日目:上野から常磐線経由で仙台へ

2021年も「秋の乗り放題パス」を使って旅に出ました。
昨年は茨城メインでしたが、今年はもうちょっと足を伸ばし南東北。宮城、山形、福島巡ってみたので記録していきたいと思う。
2020年の秋の乗り放題パス旅はコチラをどうぞ→ 2020秋の乗り放題パス

1日目の移動:上野から仙台

初日は上野から仙台という東日本黄金ルート(?)
このルートは東北本線経由と常磐線経由の2択で、出発時刻に寄って早い方が変わり東北本線経由の方が早く到着するケースが多いのですが、常磐線経由にしたのは

  • 短い区間だけど海が見える
  • 常磐線が全線開通したので乗ってみたい

のがポイントでした。
2018年にも鈍行で仙台に行ったのだけど、震災の影響で富岡~原ノ町間が代行バスだったのです。

お昼ごはんを仙台で食べたかったので始発で出ました! 乗継は以下の通り。

05:11  上野発       06:58 水戸着
07:18  水戸発       08:48 いわき着
09:22  いわき発   10:44  原ノ町着
10:51  原ノ町発     12:18  仙台着

ものすごく早い出発だけど、これならば仙台に着いたら昼ご飯が食べられるという訳。

上野から水戸

上野駅まだがらーんとしてた…。

さすがに5時となるとお弁当屋さんはおろか3階通路のNewDaysさえやってない!(´;ω;`)
しまった、朝ごはんを買ってグリーン車で食べようと思ったのに…。

時間もないので諦めて常磐線ホームへ。

Suicaグリーン券を買ってグリーン車に乗ろうとしたけど、通りかかった最後尾車両がボックス席だったことに気づいたので、「ここでいいや」と普通車のボックス席に陣取りました。

常磐線E531系は10両基本編成の両端2両がセミクロスシート車なんだって、知らんかったー!
ちなみに上野東京ラインなどのE233系もだって。知らずにいっつも高崎線宇都宮線でグリーン車乗ってた。
疲れている帰りはまだしも、行きは普通車のボックス席でいいかもね。

5時台発の下りだし、空いたまま水戸まで着くかしら?と思っていたけどこの日平日だったので通勤の人々で結構混みました。そりゃ東京向かう人だけじゃなくて土浦から水戸に出勤とかもあるものね。

水戸駅に到着しお手洗いを済ます。
20分の乗継時間だったので、次の列車に乗る前に気になっていた唐揚げそばを食べてみたいな~と思ったけど

開いてなかった…
(時短営業してたみたいです)

水戸からいわき

早めに乗車したので座れたけど、水戸からの下り列車も意外と混んでいました。
「でも恐らく日立を過ぎれば空くんじゃないかな…」と思ってたらやっぱり日立で多くの人が降りていきましたね。

車内がガラガラになったところで、水戸駅のNewDaysで買ったおにぎりを食べます。

日本食堂(現:JR東日本フーズ)のロングセラー駅弁「チキン弁当」のおにぎりバージョン!

チキンライスに唐揚げが乗っているのです。
美味しかったよ。

福島県に入ったあたりで海岸線に出ました。

海が見えた~!
いや、おそらくもう少し手前でも見えたスポットがあったのかも知れないけど、電車混んでたしロングシートだったしで車窓が良く見えなかったのです。

そして、いわき到着。

ここで30分強の時間があったので、再度お手洗い休憩と何となく改札外に出てみたり駅スタンプを押したり。(スタンプは改札の方に言って出してもらいました)

自分が乗った列車撮りそびれたもので、いわきで水戸行きを撮りました(^^;

いわきから原ノ町

で、いわきから乗った列車も撮り忘れたのですが…ここでもボックス席に座れました。

久ノ浜のあたりでまた海が見えました。

前回代行バスに乗り換えた富岡駅の近くです。

ここから3年前には復旧していなかった区間に入ります。
2018年の仙台旅はブログに載せていないのですが、代行バス区間の車窓を動画にしていますのでよろしければご覧下さい。

富岡の次の駅は夜ノ森

震災よりもずっと前、JRが配布していた常磐線の折りたたみ特急時刻表(今は作ってないと思う)の表紙が花に囲まれた夜ノ森駅だったことがあって。
記憶の中ではそれが桜だった気がしたけど私の思い違いでツツジだったみたいです。
夜ノ森駅は震災前にはツツジに囲まれていて、見頃にはホーム脇(ちょうど上の写真の植木)が華やかになっていたそう。
現在もツツジを復活させたいという想いでお手入れをされているんですって。なので5月頃に通ったらツツジをバックに駅名標が撮れるかも知れませんね。

私が勘違いしてた桜はまた別のお話で、駅の近くに素晴らしい桜並木があるそうですよ。こちらもいつか見に行ってみたいです。

夜ノ森の2つ先、双葉

降りた訳ではないので駅舎は見てませんが、建替えられ立派な駅になっているようです。
しかし、この背景に大きな建機があるように周りはまだまだ復興途中で、付近を走行中の車窓の風景も無機質なものでした。(動画を撮ったので編集したらこちらに埋め込みたいと思います)

最後の乗換駅、原ノ町に到着です。

もうここまで来たら仙台まであと1時間半ほどです。

ちょっと余談になるけど、震災前の2010年8月にも常磐線経由で仙台に18きっぷ旅をしてて同じように原ノ町で仙台行きの列車に乗り換えました。
その時に遭遇した立ち売りの駅弁屋さんが珍しくてロングシートの座席から撮った写真を発見。

何故セピア

震災によって撤退してしまったらしく、残念。

原ノ町から仙台

ここではちゃんと列車撮ってる(笑)

ワンマン運転で運賃箱が設置されています。

ここでも余裕で座席確保できました。よかった。
乗り換えの度にダッシュとかだと、しんどいもんね。

刈入れが終わった田んぼと、遠くに山々。
日本の原風景ともいえる景色を横目に列車は走っていきます。

そしていよいよ仙台到着!

長かった…。

でも、のんびり座って移動できたので良かった。
1日目は仙台に泊まります!


今回の旅はこちら:2021秋の乗り放題パス

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