2021年11月14日の埼玉県民の日、三県境の後は東武鉄道で羽生に移動し秩父鉄道に乗り換えました。
秩父鉄道は車両からしてレトロでいいんだよなぁ。
羽生から4駅、行田市に到着しました。
ここの駅がまた、昭和で時が止まったような場所です。
まず外観から見てみましょう。南口を正面から。
行田市駅は1921年(大正10年)開業。
現在の駅舎が完成したのは1980年(昭和55年)です。
駅名のフォント、当時のままかな。
ロータリーにはからくり時計があります。
行田は埼玉県名発祥の地。
古い街並みに合わせてか、交番は瓦屋根。
シブいタクシー会社もありました。
駅内に戻ります。
北口と南口をつなぐ駅通路。
「足袋蔵のまち行田」が日本遺産認定されたお祝いの横断幕。
入口は人がいない…?
(改札が見える左の事務室にいらっしゃいました)
秩父鉄道は、奇しくも本日2021年3月12日より交通系ICカード対応になったので、現在は入口に改札機が設置されていることと思います。
本数は少ない。
改札を通り中に入ると、忍城やフライ、ゼリーフライ。それに十万石まんじゅうといったご当地看板が並ぶ。
恐らく地元の方が活けたかと思われる生花が飾られているのも良い。
長瀞・不動寺の看板も古めかしい。
通路から見下ろすホーム。
ブコツな鉄筋と剥がれた塗装が何とも言えません。
のりばご案内のフォントも素晴らしい。
ホームには広々とした木造の待合室があるので、少々列車の待ち時間が長くてもここで座って過ごせます。
秩父鉄道にはこういったレトロな駅舎が多く残されているので、それを目的に乗ってみるのもいいかも知れない。
埼玉が誇る大観光地・秩父長瀞があるので時季によっては混雑することもあるけど、だいたいのんびり座って回れるんじゃないかな。