【レトロ街歩き】茨城県筑西市・下館駅近辺をぶらり①

石岡の看板建築を巡ってから再度常磐線下りに乗り、友部で水戸線に乗り換えました。

ボックス席に座れた~。

のどかな風景の中、列車は行きます。
ほんとは笠間も旅程に入れたかったけど、とても時間が足りなかった。

下館到着です。
ここでは45分くらいしか時間がないため、すぐに歩き出します(^^;)

まずは駅前から伸びる稲荷町通りをひたすら歩く…途中で横道に火の見櫓を発見して思わず近くまで行ってしまった。

昔は郊外を車で走っているとよく見かけた気がするのですが、もうかなり長い間見ていなかった気がします。

再び駅前通りに戻って北上。
この立派なお店は、「菓子庵たちかわ本店」

大正12年(1923)創業。
見た目はTHE和菓子な店構えですが、ケーキなどの洋菓子も取り揃えているみたい。

バターどら焼きやフルーツあんみつ大福など、和洋折衷のお菓子も美味しそう。

菓子庵たちかわ | 茨城県筑西市(旧下館市)のお菓子屋 (kashian-tachikawa.com)

田町交差点を右へ旧国道50号線を行きます。
この目を惹く建物は「荒七酒店」(登録有形文化財)

江戸時代から醤油や味噌の醸造を営んでいましたが、現在は酒屋さん。

特に気になるのは左側の主屋。
洋館の造りなのに屋根は瓦。

偽洋風建築というのか。
古い建物に興味を持つようになってからいくつか出会ったけど、面白い造りですよね~
山形の旧済生館本館も良かったな。

こんなまんまるの窓もついています。

コロナ前にはたまに見学会もあったとか。
再開されることがあれば、ぜひ一度見に行ってみたい!

「茶」潔いファサード、好きぇ…

店主の似顔絵かな?
側面の看板もいい味出してる。

お茶屋さんの交差点を左に、結城街道へ入っていくと重厚な家屋があります。
「ナカヤコーポレーション」

明治39年(1906)に砂糖問屋の見世蔵として建てられ、現在は企業の事務所だそうです。

再び旧国道50号線に戻って西へ。
筑波銀行を越え田町歩道橋を左の道へ入ったところの旅館も渋いです。
「三桝屋」

旅館の裏手のドライクリーニング(廃店舗)

残っててくれてありがとう…

そのまま坂を上がると「一木歯科医院」(登録有形文化財)

大正11年(1922)に建てられたそうで、現在も歯科医院として使われています。

気が重い通院も、こちらならば楽しみかも…?

大町通りとの角にあるのが「むさしや食堂」

お休みか休憩時間か中はうかがい知れなかったけれど、Googleマップの写真を見ると昭和な雰囲気もさることながらごはんもとっても美味しそうでしたよ。

次回は大町通りを駅に向かって歩いていきます。

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