【乗り鉄】三セクを使わず青春18きっぷのみで東京から富山への乗車記録

この春は久々に北陸に行ってみたいと思って18きっぷでの計画を立ててみました。
関東から18きっぷで…となると色んなルートがあると思うのですが、今回は東海道本線と高山本線を利用しました。14時間弱の旅程です(笑)。

18きっぷで東京~富山の行程と時刻

数年前にも18きっぷを使って北陸に行ったことがあったのだけど、その頃は「ムーンライト信州」という夜行列車があって寝ているうちに大糸線の白馬まで行くことができ、翌日午前中に富山に着けたんですよ。いい時代であった。

そんなムーンライト信州が廃止になった今、関東の18きっぱー達はどうやって北陸に行ってるのかしら。
やはり大糸線で糸魚川まで行きあいの風とやま鉄道で富山までというのがマジョリティだろうか。ただ、結局18きっぷ使えない区間があり、その分1680円がかかる。それでも十分安いけど、JRだけで行けるもんなら行きたいと組んだ旅程がこちら!

06:05  東京発     07:59 熱海着 (東海道本線)乗換え3分
08:02  熱海発       08:15 三島着 (東海道本線)乗換え12分
08:27  三島発    11:36  豊橋着 (東海道本線)乗換え14分
11:50  豊橋発      13:04  岐阜着 (東海道本線)乗換え11分
13:15  岐阜発    16:55  高山着 (高山本線)   乗換え54分
17:51  高山発    19:00  猪谷着 (高山本線) 乗換え2分
19:02  猪谷発    19:49  富山着   (高山本線) ゴール!

…とまぁ、ロクに休憩もできない過酷ルートというか酔狂ルートというか。
どんな旅だったのかご覧いただければ幸いデス。

東京から豊橋

東京駅です。
6時です。

と言っても自宅の最寄駅からここに来るまで結構あるので、既に家を出て1時間を超えております…。
長い旅になるので東京駅ではトイレを済ませました。
売店は開いていたり開いていなかったり。
駅弁屋の「祭」でお弁当を買うという手もあったけど、どうせ豊橋までは弁当広げて食べるような車風(?)ではないだろうし今回朝食に関してはパクっと食べられる小さ目おにぎりを家から持参しました。

隣のホームに上越新幹線が停まっています。
あれならあっという間に日本海側に出られるんですけどね。

6:05 東京発

この日は平日だったけどさすがにこの時間で下りなので混みあうことはありませんでした。

熱海、三島と順調に乗換え。
途中の浜松では列車の切り離しに遭遇。

みんなで見守りました(笑)

豊橋駅の14分で食料調達

11:36 豊橋着
1月に来た豊橋に再び降臨。この乗換えの間にトイレと買い物をします!

まずはさっとトイレに行ってから乗換え通路上にあるこちらでお昼ごはんを調達!

右手が稲荷ずしで有名な壼屋さん。日本橋三越にも支店がありますね。
甘い昔ながらのおいなりさんです。
店舗のご案内|昔ながらの豊橋の味 壺屋 (tsuboya-toyohashi.com)

ノーマルなものから変わりいなりもあって、迷ってしまった。

そして左手の藤田屋さんはあんまきのお店!デザートも買わなきゃ。
知立名物大あんまき藤田屋

そして6番線の大垣行きの停まっているホームへ。

ここからは待望のボックス席。
早速お昼ごはんにしましょう。

壼屋で悩んだ末に買ったのがちくわ稲荷寿し

豊橋のヤマサちくわとのコラボですって。

右下のインパクト大ないなりは、ちくわの真ん中に練り梅みたいなのが入ってる。
他にちくわの天ぷらが乗ってるのとかウズラの卵が入っていたり。

藤田屋で買ったのはチーズあんまき。
食べたのが高山線に乗り換えてからだったので持ち歩きでちょっとペシャっとなってるけど…

クリームチーズとあんこの組み合わせも美味しいなぁ。
あんまき、好きだわ。

高山本線① 岐阜から高山

豊橋から1時間14分で岐阜に到着し、乗換え。
ここでの乗り換え11分でもトイレへ。まだまだ先が長いもので、いける時に行かないと…

13:15 岐阜発

おお、ここはロングシートなのか…。

岐阜を出てしばらくは通学で使う(春休み中だったので部活だったのかな)学生が多く乗っていたけど、山深くなっていくにつれて1人また1人と降りていきました。

温泉がある路線なので女性2~3人の旅行者グループも多かったです。
おしゃべりが好きな女性が多いね(^^;) うるさいとかではないんだけど、ずーーーっと話っぱなしですごいなぁとなんか感心してしまった。私あんなに話題持たないわ~

そんな女性グループが多く降りて行った下呂では停車時間が長かったのでホームに降りて小休憩。

ここまでで家出て10時間くらいかな(笑)
ずっと座れたし快適な日本の鉄道なので思ったより身体はキツクないけど、ロングシートばっかりでね。なんか景色も見づらいのが残念だな。

再び列車は動き出し、飛騨川の流れに沿って北上。

16:55 高山着

高山に着いたど~!

ここで54分の時間があるので、軽く街歩きに出ました。
わざと時間を取ったのではなく、次の列車までそれだけあるんです。

高山本線② 高山から猪谷

別記事をUPしますが、初めて歩いた高山の街はレトロで良かったなぁ。
またゆっくり来たい場所が増えてしまいました。

さてさて再び高山駅。

お次は猪谷行きに乗ります。
高山駅は有人改札で、出発時刻が近づいてから入るようになっていました。

ここでもトイレに寄ってから出発!

折り返しでまだ行先表示が変わってない

あら~

ここもロングシートかぁ、残念。

高山駅の売店で冷たい「久寿玉」を買っちゃったのに。

ま、夜だし人も少ないのでちびちびと。

高山本線③ 猪谷から富山

高山から先はさらに乗客が少なくなりました。

飛騨細江駅

猪谷の乗換えは同じホームの先に停まっている列車に移動。
真っ暗で雨が降っている中、最後の乗換えです。

そして、おおお。

何か面白い座席!
4人掛けボックスシートが4、その他はロングシートです。窓にはカーテン。

この2両編成の列車に高山からの列車から到着した4~5人が乗り込む。

やっとゆっくりできる。

もう富山県内に突入、後は乗っていればゴールだ!

19:49 富山着

ゴーーーール!

いやぁ…疲れた…けど楽しかったです。

高山本線はあいの風とやま鉄道のホームに到着するのですが、改札で切符を見せると「高山本線で到着ですね!」とすぐ通してもらえました。

さ、寒い…

寒さ対策万全にしてきてよかった…。

いかがでしたでしょうか?

夜行快速が廃止になり18きっぷで遠くまで行きづらくなってきましたが、1日かかっても大丈夫であれば東京から富山は18きっぷ1回分追加料金なしで移動が可能です!
是非チャレンジしてみてくださいね~

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