TRAVELOG 3-1
2020/04/28 SUN
おはようございます。
バンコク→ウボンラチャタニ快速二等寝台車中です。
関連記事:【タイ国鉄】バンコクからウボンラチャタニ 快速 139 乗車記録
途中駅で結構降りて行ったのか、空になっている寝台があります。
あ、言い忘れていたけどバンコクからウボンラチャタニに寝台で行こうと思ったら快速ではなくて「イサーンワッタナー」という20:30バンコク発、翌6:35ウボン着の寝台特急があって、この快速(バンコク18:55発、翌6:15ウボン着)よりも所要時間が短い上にピカピカの新型車両なんですね。
でも私新型車両は復路のノンカーイ→バンコクで利用する予定だったので、ウボン行はちょっと時間がかかるけど従来型車両の快速にしたのです。同じ車両に2回乗るのも芸がないし、単純に「THEタイ国鉄」みたいな雰囲気のにも乗っておきたかったんでね。
意外や意外、昨夜20分位あった遅れは解消されていて定刻の6:15ウボンラチャタニ駅に到着!
地方の駅っていう感じでワクワクするけど、ここからが大冒険なのだ。
ソンテウ(乗合トゥクトゥク?)で駅から離れたバスターミナルまで行って、バスで国境越えてパクセーに行って、更にパクセーのバスターミナルからナカサン港行きのドイサン(ラオス版ソンテウ)に乗って、最後にボートにも乗らないと今日の目的地には着かない。
(↑準備編にも書いたけど、これらの移動は事前に予約できない上にネット上にあんまり情報がなくて出発前のワタシを超絶ブルーにさせた)
でも、ここまで来たら行くしかねぇので。
まずは駅前から市街を通ってバスターミナルに行くソンテウに乗る!
駅出たところで若い女子が「どこに行くの?」って話かけて来たので最初めちゃめちゃ警戒したけど、ツーリストアシスタントの制服着ている子だった。こんな地方都市でも案内してくれる人がいるなんてありがたい!
ソンテウの乗り場聞いてお礼言って行こうとしたら「どこから来たの?一緒に写真撮っていい?」って聞かれて、焦ってしまった。その女の子めちゃタイ美人だしこっちは寝起きのオバチャン日本人だし。でも嬉しくて私も一緒に撮らせてもらっちゃった。

という訳で無事にソンテウ乗り場に移動してしばし待つと、No2と書かれた車両がやってきたのでそれに乗り込む。
2番のソンテウは市街地をぐるぐると回り30~40分くらいでウボンラチャタニ・バスターミナルに到着。
この時点でまだ7:30くらい。
困った。すべてがスムーズに進み過ぎている(笑)
本当は9:30発の国際直通バスに乗れば一気にパクセーまで行けるのだけど、それまでは国境手前まで行くミニバスしかない。
とても2時間時間をつぶせるような場所ではないし、今から国境目指せば国際直通バスで行くよりも早くパクセーに辿り着ける気がする。
という訳で直通バスはやめて、乗合ミニバスで国境に行き国境からまた別の方法でパクセーを目指すことにした。
7:30発のミニバスにギリギリ乗れそうだったけど、次にいつどこで何を食べられるかわからないので腹ごしらえしてからにする。
バスターミナルの食堂は改装中っぽくて、裏側に出ると掘っ立て小屋みたいな食堂があったのでここで朝ごはん。
この地方の名物という「クウェイチャップ・ユアン」を食べる。
もちもちとした米粉の麺に、あっさりしたスープ。ベトナム風のソーセージの細切れがいっぱい乗っててなかなか美味しい。
でも食堂はハエだらけで落ち着いて食べられない。
「あ~この先もこういう食事環境が続くかもしれないんだよな~大丈夫かな」なんて思いながら平らげた。
国境の街チョンメックまでのミニバスは30分に1本出ていて、私は8時ちょうどのヤツに乗り込みました。
うわぁ…
荷物と人でギュウギュウ。身動きとれまへん。
これで1時間半だぜ…。
ちなみにエアコンはついてない (‘Д’)
こんな状態だからせいぜいスマホ見るくらいにしておけばいいのに、両替用の日本円探してたりしたもんだから、手を滑らせて100円玉を座席の横の溝に落としてしまった。(;´Д`) 取れないんで諦めましたけどね。
地獄の1時間半ののち、国境のチョンメックバスターミナルに到着しました。
この辺まで来るとベトナムの食文化の影響を受けるのか、ベトナム風バゲットが売られてる。
到着してからトイレ行ってたら一緒に乗ってきたおそらく同じように国境を目指すであろう人々が1人残らずいなくなってしまっていて、若干どっちに行けばいいか迷ってしまった。
一瞬だけ違う方向に歩き出してしまったが、国境へはお店が続く賑やかな通りを行けばよいみたいで難しいことはない。
歩いて8~10分くらいかな。
この紫の建物がタイ側のイミグレーション。
ここは特に難しいことはないです。
Departureの列に並んで、パスポート見せて、確か100バーツ出国税を払った気がする。
無事出国したらこんな「ラオスへの道」があります。
地下道を通って違う国に行く、ってなかなかない体験ですよ。
島国に生まれ育つと「飛行機降りたら外国」っていうパターンがほとんどかも知れないけど、一度は体験して頂きたい「地下道くぐったら外国」
外へ出ると、柵があるのですが多分あれが国境。
手前の2つの緑のシート、何なんだろう。
すごく「ウルトラクイズ感」があるけど、間違ったら落とし穴になってるとかじゃないです。
とりあえず国境またぐよね。

まずは無事にラオスの地を踏みました。
が、これからラオス入国審査とラオスSIM&パクセー行きの足の確保をしなければいけません。
この先まだまだ長いのでいったん切りましょう。
今日はこの辺で…。