【乗り鉄】日本三大車窓・JR篠ノ井線「姨捨駅」で見たのは雪晴れの絶景でした

18きっぷ旅初日は松本に泊まったのですが、到着しておそばを食べてからかねてより行ってみたかった「日本三大車窓」篠ノ井線の姨捨駅へ行ってきました。

松本から姨捨へ

姨捨は明治33年開業、山の中腹に位置しておりスイッチバック方式の駅です。
駅のホームから見下ろす善光寺平の景色が美しく、日本三大車窓のひとつと言われています。

ちなみにJR東日本では景色を楽しむためのジョイフルトレイン「リゾートビューふるさと」を長野発着で運行しています。(夜景が見るためのナイトビューも!)

今回は松本からの普通列車での往復になりますが…どんな景色が見れるのか行ってみよう!

旅程は

往: 11:09 松本発 11:54 姨捨着
復: 13:03 姨捨発 14:00 松本着

松本駅の篠ノ井線ホームは0,1番線です。 

11:09発長野行き列車です。

ワンマン2両編成でした。

座席は中央の片側にボックス席がありその他がロングシート。

ボックス空いていたけど無理に入っていくのはやめてロングシートに座っていきました(^^;
進行方向左に北アルプスの山々が見えるので、姨捨までの車窓も楽しみたい写真を撮りたいという場合は早めにホームに行ってボックス席に座るか立って乗車がいいかも。
ロングシートで後ろ振り返って景色見るの結構大変ですよね…

姨捨駅ホームからの絶景

11:54 姨捨駅到着!

長野行きは山肌側のホームに到着したので、景色を見るため善光寺平側の上りホームへ移動します。

この時点でうわぁ~!とテンションが上がりました!
ホームは雪で覆われていますが、晴れていて景色が良く見えそう!

逸る気持ちを抑えながら、コケないよう雪のホームを歩く。

実はこの日東京は大雪の予報で…(降り出す前の早朝に出てきた)
長野は晴れの予報だけど寒いし雪も積もってるかも、とスノーブーツ履いてきてよかった!

ホームからの景色はまさに絶景…

眼下にこの景色が飛び込んで来た時は思わずため息が…。
本当に来て良かったしこの雪晴れの光景が見れたのも運が良かった。

千曲川の左手に連なるのが戸隠連邦
ひときわ目立つのが飯綱山ですね。

千曲川と橋が見えるのもいいなぁ…
この千曲川を辿っていくと昨年新潟滞在で見た信濃川になり日本海へ流れていく。
…ということを後から知り、自分の無知さに苛立ちましたね。目の前で見ている時に知っていればもっと感慨深かっただろうに。

 

こちらは向かって右側の風景。
雪が段々になっているのわかりますか?

姨捨の棚田です。
日本の棚田百選にも選ばれているそうですよ。
今回は雪景色でしたが、田植え前の水を張り巡らされた田んぼ、青々とした稲穂、収穫前の黄金色…その季節ごとに変わる姿をまた見に来たい!

どうしても私の写真の技術と、ここにUPするための画像の圧縮等で美しさが100分の1くらいしか伝えられないのですが、ホームからの景色はウットリいつまでも見られるくらい綺麗でした。

ホームには景色を楽しむための工夫が施されている

姨捨は無人駅ですが、景色を楽しみに来る乗客が多いのでホームにはより見やすくなる工夫がしてありました。

ちょっと写真だとわかりにくいか…
数ヶ所、ホームから出っ張っている展望スペースがあります。

展望スペースからホームを撮影

また、ホームのベンチは列車が来る線路側ではなく外側を向いてます。

この日はとても座れる状態ではありませんでしたが…
この絶景を見ながら1杯…もできるかも。

案内図も用意されていました。

また、芭蕉の「おもかげや姨ひとりなく月の友」の句にちなみ投句箱もありました。

 

駅舎と待合室も素敵です

時間はいっぱいあるので駅の外に出てみました。

2010年にリニューアルされたそうでまだ新しいのですが、デザインは昭和初期に建てられた当時のものを復元したそうです。

立派なつららができてた!

駅待合室です。

ホーム同様とても綺麗に保たれています。

4月~11月頃までは地元の有志の方々によっておもてなしと来駅記念券の販売をされているそうです。

姨捨に関する資料も展示されてました。

地名の由来となった「姨捨伝説」の浮世絵もありました。

おもいでノートも。

群馬の秘境駅大前では書きそびれてしまいましたが、今回は私も書き残してきましたので見つけてみて下さいね (^o^)

スイッチバックで入線する列車を見よう

最後に、景色と並んでこの駅の特徴であるスイッチバックのことも少々。

この駅名標では線路がZ状になっていますが、姨捨駅は山の中腹にあり本線から外れています。

その為、姨捨に止まらない貨物列車等は姨捨のホームは通らず上りホームから見下ろす本線を通りすぎていきます。

石油を運ぶブルーサンダーと言う貨物列車でした!

上り列車は稲荷山方面から姨捨に近づき…

一旦通り過ぎる!

そして方向を変えてホームに入線してきます。

姨捨のホームで再び方向を変えて出発する…という訳。
こういうのを観察してから列車に乗り込むのも面白いですね!

以上が篠ノ井線姨捨駅レポです。
どうも、私のカメラの技術とこちらに乗せるための画像の圧縮等々で美しさが伝えきれなかったのですが、ホームから見下ろす景色は感動の美しさです。
棚田などの姨捨観光に、また松本や長野を拠点に列車で景色だけ見に…是非訪れて頂きたい。そんな駅でした。

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